ダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソンのデュエット
Ease On Down The Roadは、いつ聴いても元気がでる曲だ。
この曲はミュージカル映画「ウィズ」の劇中歌。
オール黒人キャストによるオズの魔法使いの映画で、
30半ばのダイアナがドロシーを、
19歳のマイケルは案山子を演じている。
この映画でマイケルはクインシージョーンズと出会ったわけだし、
ミュージカル初出演のマイケルの演技もダンスも素晴らしいんだけど、
肝心の映画ウィズは大コケした。
マイケルの黒歴史なんて言われるけど、アタシは好き。
マイケルとダイアナが競演している唯一の映画なわけで、
もう、「つきあっちゃいなよ」って応援したいくらい、
マイケルのダイアナ大好きっぷりがかわいい。
マイケルとダイアナは似ていると思う。
Ease On Down The Roadは、
ドロシーと案山子とブリキの木こりと臆病ライオンが、
励ましあいながら黄色いレンガ道を進んでいくシーンで歌われるのだけど、
ダイアナファンの私でも、
ユニゾンのパートでは、どっちがどっちの歌声なのか分からないくらい、
この曲のマイケルの声と歌唱はダイアナに似ている。
頭が小さくて手足が長いし、
佇まいや雰囲気のようなものも似ている二人。
数年後、マイケルはソロとして成功し、
スーパースターへと駆け上っていくのだけど、
歌うことがシンプルに楽しかったのは
映画ウイズと、アルバム「オフ・ザ・ウオール」までだったんじゃないか。
私はスリラー以降のマイケルはほんとうに幸せだったのかな、と思う。
マイケルとダイアナの雰囲気が似ているのは当然かもしれない。
マイケルがダイアナの歌い方やステージでの優雅な動きを研究していたのは有名な話。
ジャクソン5のデビュー前後の一年半、
兄弟達は半々に分かれて
ゴーディ(モータウンの社長)の家と、
トップスターのダイアナの家で暮らしていた。
ダイアナから教わったのは音楽だけではなかった。
ダイアナはマイケルにスケッチブックを渡し絵の描き方を教え、
二人はしばしば美術館に出かけた。
分からない単語や気になる言葉があったら
ノートに書き出すようアドバイスし、
単語の意味や言葉の使い方を説明した。
遊園地やビーチに連れて行き、
マイケルはアイスキャンディ屋に初めて入ったという。
当時マイケルは9歳か10歳。
20半ばの美しく聡明なダイアナとの暮らしは夢のようだったろう。
10年後、マイケルはダイアナとの映画競演を果たすことに。
マイケルは初恋の人ダイアナに、
何度かプロポーズをするんだけど断わられてしまう。
かわいそうだけど、仕方ないよ。
生涯ダイアナを愛したマイケルのことを思いながら
久しぶりにEase On Down The Roadを聴いたら、
元気がでるというよりは、
なんだかこみあげてきちゃう。
ずっと一緒に歩いていけたらよかったのにね。
(カモン! ドロシー!)
Ease On Down The Road
(和訳抜粋)
♪ゆっくり行こう…
ゆっくり…道を行こう!
気楽に進もう
さあドロシー 余計な荷物は置いていこう
背負い込むと重くなるからね
さあ 行こう!
右足を下ろしたら 左足を上げて
(足を止めないで 歩き続けよう 遅れないよう)
自分の選んだ道を止まらずに行くんだよ
裸足になったくらいで 立ち止まらないでね
だって 時には心が折れそうになる日もある
(どれだけ歩いても
何歩も遅れてしまったように感じたり)
時には 道が果てしなく感じることもあるけれど
歩き続ければ きっと大丈夫さ yeah
ああ 生まれてこなければよかったなんて
(弱気になる朝もあるかもしれない)
でも そんな気持ちは長くは続かない
僕たち一緒なら また笑えるようになるよ!
さあ ゆっくり行こう
気楽に 元気を出して
自分の選んだ道をゆっくり行こう
気楽に 元気を出して
自分の選んだ道をゆっくり行こう
***
Ease On Down The Road #1 (From “The Wiz” Soundtrack) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=24cMqhCpN98