月別アーカイブ: 2015年6月

緑が森ってどこだろな?

久しぶりに思いだした「山ねずみロッキーチャック」。
「カルピス名作劇場」シリーズの初代アニメーションです。
友人がロッキー山脈あたりに滞在しているせいもあって、
ここ数日は「緑が森の陽だまりは かーくれんぼするのに よいところー♪」と、
オープニングテーマが頭から離れないんですよね。
好きだったなあー。なつかしいな。

山ねずみのロッキーは、親元から離れて、
ガールフレンドのポリーと緑が森に転居してきます。
森にはこんな顔ぶれが。(wikiより)

うさぎのピーター かけすのサミー リスのチャタラーきつねのレッド 
グラニーばあさん くまのバスター ふくろねずみのビリーおじさん
じいさま蛙 へびのグリーン かわうそのジョー テンのハリー
あらいぐまのボビー スカンクのジミー いじわるいたち
タカのしろあし きつつきのノック うずらのボブ
ビーバーのパティー じゃこうねずみのジェリー やまあらしのプリックリー
カモのクワック夫婦 カラスのブラッキー ものまね鳥 のすりのおやじ 
コンドル夫婦 しじゅうからのトミー 野ねずみダニー アナグマのディガー 
コヨーテ一家 青さぎのロングレッグ タカのあかしっぽ つばめのスキマー

…捕食関係の動物もいますからね、単純な「仲良しの森」でもない。
狙われるのを助けたり助けられたり、
ざわざわ川の水利権や漁猟権でもめて、
なわばりを決めて距離を守ったり、
ロッキーは冤罪で森を追い出されそうになるし、
冬眠しない組は冬眠組のことが、ちょっと理解できないねーとか、
新入りを警戒していじめたり、ケンカをしては仲直り。
豊かな生態系の森ならではの、多様な動物たちの毎日。

人間は自然と動物を脅かす敵として描かれるリアリティーも、
それぞれの動物の特性をいかしたキャラクター、自然の美しい描写も、
名作劇場のなかでも名作では?(しかし認知度低いの?)

幼い頃、「ニュースダヨ」のサミー、憎めないレッドやピーターが大好きでした。
いまだったら、どのキャラクターに感情移入するのだろう…?

自然がいっぱい 美味しいのもいっぱい

米・ポートランド滞在中の友人。
町のシンボル、マウント・フットの麓へデイキャンプしてきたそう。

「森は素晴らしかったよ!」
針葉樹のレインフォレストの、苔むした原生林
「苔の上でキャンプできるんだよ!」
…へー!
だって、そんなところがシティから車で1時間半くらいですよ。
苔は豊かな生態系の指標でもあり、
どのくらい自然なのかが分かりますね。

自然と文化が共存し、住民の環境意識も高く、地産地消。
ポートランドに時代が追いついてきた、なんて話もききます。

今朝はブルーベリーを朝摘みしてきたそう。
お腹いっぱい食べて、2㎏くらい持ち帰って8ドル(1000円ほど)。
街のはずれにベリー類、チェリー、りんご畑もあって、
とにかく野菜が新鮮で美味しい!のだとか。
昨夏に訪れた、南仏プロヴァンス以上に、
もうすでに「帰りたくない」そうな。(まだ3日目だよ)。

リバー・パーク

米オレゴン州のポートランドに滞在中の、
友人で写真家のシュガーキューブ・佐藤加奈さん。

オレゴンは緑が豊かで、
ロッキー山脈からの清流に恵まれ、
「ビーバーの州」と呼ばれているそうな。
山遊び、水遊び
アウトドア遊びには事欠かないとこではないですか。

この週末は佐藤さん、
滞在しているファミリーの奥様とキャンプなのだそう。
「例年になく暑いので、キャンプにいきましょう」って。
ポートランドはコロンビア渓谷とか、有名な瀧もあったっけ。
もちろん森林もある。
いーなー!

…ということで、今日は近隣の
アラコ・リバー・パークに
(荒子川公園ね)
母とアイメイトのサンダーと、散歩にいってきました。
…川もデイキャンプ場もあります(一応)。

脳は脂肪でできている②

「血液ドロドロ系」のオメガ6系脂肪酸の油は、
紅花油、コーン油、ひまわり油、菜種油、大豆油、サラダ油などです。
スーパーで安価に売られ、外食・食品・菓子メーカーが使っています。
知らず知らずオメガ6脂肪は食べすぎているので、気をつけましょう。

さらに気をつけたいのは、上記の中で高温下または科学的に大量生産された油は
「トランス脂肪酸」が多く含まれていること。
マーガリン、ショートニングもトランス脂肪酸を多く含んでいます。

このトランス脂肪酸は「いびつな不自然な脂肪酸」で、
体内に入ると、分解や代謝に時間がかかり、
大量にビタミンとミネラルを消費し、疲れやすくもなります。
また、大切なオメガ3脂肪酸が不足すると、
トランス脂肪酸でも細胞膜や脳を構成するようになり、
脳の神経伝達ネットワークにも影響が。
(近年、欧米では規制(または禁止)され、表示義務がありますが、
いまだに日本では規制も表示義務もありません。)

ファストフードやスナック菓子を食べすぎてしまう、
「食べだすと止まらない」ことがあるのは、
まるで「油を食べると、もっと油を欲しくなる」理由は、
それらのジャンクフードには
「大切な良質の油」がほとんど入っていないからかもしれませんね。
また、ビタミンもミネラルも少ない(少なくなる)ので、
本能的に「たくさん食べないと」と、過食してしまうのではないでしょうか。
かつての自分を振り返ると、そう思います。

若くして刑務所に入ることになってしまった受刑者たちの
食生活を調査したところ、
ジャンクフード漬けだったという報告もあります。
もちろん食べ物ばかりが原因ではないとしても、関連はあるでしょうね。

脳は脂肪でできています。
正しく脳を機能させるために、油の質を考えたいですね。

(おわり)

脳は脂肪でできている①

海外の研究によると、
「6歳から12歳までの96名の少年を対象に研究を行い、
血液中のオメガ3系脂肪酸の量とADHAの相関を調べたところ、
明らかにオメガ3系脂肪酸の少ない少年は高い頻度で行動上の問題を起こした。
約半数の少年がADHAと判定されたが、オメガ3系脂肪酸の少ない少年には、
衝動的、不安、かんしゃく、睡眠障害などの問題も見られた。」

オメガ3脂肪は血液サラサラ効果が有名ですね。
そして細胞膜の形成や脳の神経伝達にも大切な必須脂肪酸です。
現代の日本人は「血液ドロドロ系」のオメガ6脂肪を食べ過ぎで、
「血液サラサラ系」のオメガ3脂肪が不足していると言われています。
ご存知のように、この二つの必須脂肪酸はバランスが大事です。
ほかに「血液サラサラ系」のオメガ9脂肪もありますね。

・「サラサラ」オメガ3脂肪
しそ油、エゴマ油、亜麻仁油
鰯、鯵、鯖、鰹、鮭、秋刀魚などの青背の魚。
胡桃、豆類、栗

・「ドロドロ」オメガ6脂肪
紅花油、コーン油、ひまわり油、菜種油、大豆油、サラダ油など
牛肉、豚肉、鶏肉

・「サラサラ」オメガ9脂肪
オリーブ油(エキストラバージン)、キャノーラ油(圧搾搾り)
アーモンド、アボカド

(続きます)

「危険な油が病気を起こしてる」 ジョン・フィネガン 今村光一・著

米食品医薬品局(FDA)は16日、
「トランス脂肪酸」の原因となる油の使用を禁じると発表しました。
2018年6月以降は食品への添加を原則認めないとのこと。

このトランス脂肪酸の原因となる油とは、
・マーガリン ・ショートニング
・サラダ油など高温下で科学処理されて作られる植物油
俗に言う「狂った油」、「プラスティック化した油脂」のことです。

欧米では既に規制され、商品の表示義務があります。
しかし、日本ではトランス脂肪の規制はなく「野放し状態」です。
なお、日本の大手の「画期的なニュース」は、
ミスタードーナッツが、低トランス脂肪の油を導入したこと。
追随する企業がどんどん出てきてほしいものです。

下記は、我が家からマーガリンとサラダオイルを撤廃させた本。
(ちなみにバターとオリーブオイルに切り替えました)
トランス脂肪を含む食品を、極力買わないようになって何年かたちますが、
心身の変化を実感しています。

「危険な油が病気を起こしてる 」
ジョン・フィネガン 今村光一 
オフィス今村・刊

small gatherings

タイニーハウス・ムーブメント(ちいさな おうち)の発祥の地が、
米オレゴン州のポートランド。
そしてポートランドといえば、
A guide for small gatherings(小さな集まりのためのガイド)という副題がついた
人気のライフスタイル誌、「KINFOLK」(キンフォーク)。

スモールギャザリングとは、家族・恋人・友人・ご近所さんなどの小さな集まり。
この小さな共同体を大事にしよう、というのがポートランド流なのだそう。
たとえば、家の食卓でささやかに食しながら
穏やかでゆったりとした時間を共有する。
公園や川辺にでかけてお茶をする。
小さな子、お年寄りはみんなで見守る。
菜園作りの無料ワークショップが大学で開催され、
街頭ピアノから誰かが弾く音色が聴こえ、
ガレージショップから丁寧に焙煎するコーヒー豆のにおいがする。
…素敵だなあ。

いまや世界中から注目を集めるポートランドも、
犯罪率と失業率に悩む典型的なアメリカの都市のひとつにすぎなかったそうです。
交差点を美しくペインティングしたり、
ファストフード店を規制して出店させなかったり、
コインランドリーをカフェスタイルにして犯罪を抑制したりと、
20年かけて、住民の手で変えていったのだそう。
意識が高く穏やかな波長の、先進的な人達が移り住むようになり、
牧歌的で心豊かな未来の姿を実現した街。

…と、ポートランドの魅力を、何年も熱~く語っていた
友人で写真家のシュガーキューブ佐藤加奈さんが、
近々現地を旅するのです。
楽しみだねえー!

TINY HOUSE

北米のタイニーハウス・ムーブメントが
日本にじわじわ拡がりはじめているそうです。
タイニーハウスとは、ボートハウスやツリーハウスを連想させるような、
小屋かな?という「ちいさな おうち」のこと。

ちいさなおうちをセルフビルド(自作)して、
限られたスペースを広く、わずかな愛用品と、
心豊かに暮らすというものだそう。
貧しくて、ではなく、豊かに暮らす選択としてなのですね。

家が小さいということは、維持費も光熱費もかからない。
物に支配されない。
建材をこだわっても、狭小なので高価にならない。
自分の好みと信念を凝縮できる。
なにより愛着が湧く。
エコなメリットも、クリエイティブの喜びもありますね。

アメリカといえば、広大な豪邸がステイタスで、
大量生産、大量消費のイメージがあります。
日本のように「ワンルームに住むのはあたりまえ」ではないお国柄で
自発的に暮らしのダウンサイジングを選択する人達が増えてくるというのが、
やはりアメリカの奥深いところです。

しかし、アーミッシュや、ネイティブ・アメリカンのホピ族のように
シンプルな暮らしを信念とし、
祈りと調和を大切にする人たちも共存していますしね。
驚くとともに、うなずける気もします。

意識が変わり穏やかになると、
もしかしたら、未来はSFの世界ではなく
牧歌的になるかもしれませんね。

内なる子どもと手をつなぐ③

潜在意識の内なる子どもは、顕在意識のあなたと共に、
クリーニングするために、馴染みの感情やトラブルとして
「記憶」をリピート再生し続けます。
内なる子どもは、今世や過去世だけでなく、
宇宙始まって以来の情報・データ・カルマを克明に記憶しています。

その「記憶」の再生に、あなたが感情に溺れていたり、
いつまでも思考に耽って無視していたり、
「それは悪い感情だ」とか「これはいつどこのアレだ」だの決めつけしていては、
内なるこどもは「もういいもん」とすねてしまうでしょう。

「記憶」はいわば魂の負債。
つらい「記憶」はトラウマやコンプレックス、ストレスや思い込みとして、
いい「記憶」は執着や愛憎として。
遠い国の戦争から、お隣の夫婦ケンカ、お友達の悩みなど、
一見自分とは関係なく思えることでも「自分の記憶の再生」です。

日常で心が揺れたその瞬間が、クリーニングのタイミング。
「ああ、こんな感情があったんだね。見せてくれてありがとう」とお礼を言って、
一瞬一瞬その感情を、パソコンのデリートキーを押すように消去していくのです。
内なる子どもはネットにつながったパソコンのようなもの。
世界中の内なる子ども、世界中の潜在意識につながっています。
*参考書籍
・ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ
神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
・ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」
・アロハ! ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉

ホ・オポノポノを象徴する言葉で、今回はおわります。
Peace begins with me(平和は私から始まる)

(おわり)

内なる子どもと手をつなぐ②

ホ・オポノポノでは、
顕在意識の私たちと、潜在意識の内なる子どもが手をつないでいることが
いちばん大切なこととされています。

内なる子どもは、今世や過去世だけでなく、
宇宙始まって以来の情報・データ・カルマを克明に記憶しています。
あなたと内なる子どもが一緒に「記憶」をクリーニングすると、
仏教や禅で言う「空」、「無」の「ゼロの状態」になり、
大いなるもの(宇宙・生命・神性)から
そのゼロの状態のスペースに、インスピレーションが光のように差し、
私たちは大いなるものの愛に包まれていることに気がつき、
記憶からではない本質を生きることができる、というものです。

それでは、内なる子どもと手をつないでいない状態とはどんな状態でしょうか?
①感情に支配されている状態
内なる子どもが抱えている記憶がノンストップで感情として表れている状態。
あなたはそれとは気づかず、いつも起きる問題などに振り回され、
ただ感情的に反応してしまいがち。
②思考に支配されている状態
常に意識的に何かをどうにかしようと頭でっかちになっている状態。
マニュアルに従って、今あることをして、または肯定しないと安心ができない。
自分に対して自由になれないためインスピレーションとつながれないばかりか、
そもそもインスピレーションを信じることができない。
・参考書籍
ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」
(サンマーク出版)

(続きます)