カテゴリー別アーカイブ: ひとりごと

「違うこと」をしないこと よしもと ばなな・著

突然ですが質問です。
上は革靴、下は長靴。
な~んだ?

…答えは、L.L.Beanのビーンブーツ。
上半分がレザーで、下半分がラバーゴムでできてるハンティングブーツなんだけど、革靴の履き心地と、長靴の防水性をドッキングしたら、あら不思議、グッドデザインになっちゃった!ラバーで覆われた爪先がアヒルのくちばしに似てるので、ダックブーツとも呼ばれてるんだけど、ほんとかわいい。1911年の創業当時からデザインも製法も全く変わってないとは信じられない。神様が人間をおつくりになったように、最初からビーンブーツはビーンブーツなのだ。

ずっと欲しかったビーンブーツを買ったのは2年前で、なんでもっと早く買わなかったんだろう、買うか迷ってた30年損したなと後悔しきり。ハンティングブーツだから雨も雪も平気。丈夫。見た目に反して軽く柔らかな履き心地で歩きやすい。ゴム底がすり減ったら、上半分のレザーはそのままで、下半分のラバーを交換修理してもらえる。なので、レザーが持ちさえすれば長年履き続けることが可能で、実際に20年30年履いてる人もいる。えーっと、30年後って私は何歳になってるの?明日死んじゃうかもしれないし、100まで生きるかもしれないし。分かっているのは、魂は永遠だということだけ。しかし、私の好みは10代から変わってない。だったら、早く買えよ、なんだけど、「どこで履くんだ?」と思ったり、「あの人にダサいって言われたし」とか、自分の魂の声は聞かなかったことにした。で、ちょっと違うけどデザートブーツを買った。他にも、ほんとはパタゴニアが欲しい。けど高いからパタゴニアのそっくり商品のユニクロを買ってた。安くてラッキーだな、何枚も買えて良かったと顕在意識では思っても、着るたびに潜在意識は「違うよ」と言う。それを無視し続けると、出かけたお店が臨時休業で閉まっていたり、ホットコーヒーをオーダーしたのにアイスが出てきたり、言ったことを違ってとらえられたり。「違うんだけどな」と思うことが起きる。なんで宇宙は私の思うようにならないの?

前書きが長くなったけど(長すぎだ)、よしもとばななさんの「違うこと をしないこと」が目からウロコ級に、自分と宇宙のしくみを解説しているので読んでみて。
みんなカレーを注文してて、自分ひとり別のを頼むのも何だから、ほんとは今は食べたくないけど、みんなに合わせてカレーを注文した。そんな些細なことが積み重なると魂は何も言ってくれなくなるし、自分が分からなくなる。「違うこと」をし続けると、宇宙は「それは違うんだけどな」という事象を返し続けるのだ。

よしもとさんの言う「お饅頭が欲しいなと思ったら、お饅頭がやってくる世界」がある。違うよ、なんで煎餅なんだ?という時は、自分が魂と違うことをやったり言ってるサイン。自己一致とは何か、それが周りや世界や宇宙に何を及ぼすのか?何年も前に出版された対談本なんだけど、これからの新しい世界を創っていくのに大事な視点がいっぱい。

私はHSPを知った時、よしもとさんを最初に思い浮かべたんだけど、よしもとさんが自分の繊細さとどうつきあってきたのかも話していて、HSPの人にとても参考になると思う。よしもとさんのスピリチュアル本で他には「アトランティスの叡智」(よしもとさん序文)や、「光のアカシャ」、ホ・オポノポノについての本もおすすめしたい。
私は小説というジャンル自体がダメで、ダメというか影響されすぎて生活に支障がでるからなんだけど、よしもとさんの小説は絶対に影響受けすぎてしまうと分かるので読まないようにしてる。

さて、ビーンブーツに話を戻すと、ビーンブーツを作ったレオン氏(L.L.Beanの創業者)は、ビーンブーツのビジョンがはっきり見えていた(よしもとさん的には「設定)のだと思う。手にとるようにありありとビジョンが見えるのならそれは本物だ。何も見えないよ、という時は「日常生活で違うこと」をしていないかふり返ってみよう。うーん、私はやっぱビーンブーツが好きなんだな。

***
「違うこと」をしないこと
よしもと ばなな
2018/10/12
角川書店

4年間やってみた「洋服のユニフォーム化」アウター・コート編

4年かけてアウターとコートを買い替え。
長く着ることを第一に考えたらこうなった。

ユニクロ×ルメール マウンテンパーカ→パタゴニア トレントシェルジャケット
晴雨兼用。腋の下に通気ファスナーがついてて、開けると蒸れない。よくできてる。

ユニクロ ULダウンジャケット→パタゴニア ダウンセーターパーカ
やはり本家。軽里温かさが段違い。胸ポケットに本体を押し込んで入れると驚くほどコンパクトになる。

ユニクロ エアテックジャケット→パタゴニア ナノパフジャケット
やはり本家。着る期間が長い薄手の化繊中綿ジャケット。洗濯機でガラガラ洗えるし、すぐ乾く。

コロンビア ボアフリースジャケット→パタゴニア クラシックレトロxフリースジャケット
防風すごい。腰ポケットジップを開けるとメッシュ構造の首元まで通気して蒸れない。よくできてる。

ユニクロ ウールブレンドダッフルコート→L.L.Bean ラムウール七分丈ポロコート
裏地がシンサレート中綿。ウールコートなので重いけど、めちゃ温かい。ビーンは寒冷地のメイン州のアウトドアブランド。

ユニクロU モッズコート→サンヨー 100年こーと
はじめての本格トレンチ。清水の舞台からダイブして購入。

…長持ち&機能性で選ぶと、パタゴニアばっかりになっちゃった。
30年前に買ったパタゴニアのペラペラのウインドパーカ(フーディニジャケットの前モデル?)がまだ現役なので、耐久性は実証済。ダウンセーターもナノパフもレトロXも10年は着られるはず。
サンヨーの100年コートにいたっては10年どころじゃない100年ですからね。
長く着ることを第一に考えたの、よーく分かるでしょ 笑。
先にアタシが寿命をむかえてしまうであろう三陽商会の100年コートは、
永久修理サービス(有料)があって、きちんとお手入れをすれば子や孫まで着ることのできるクオリティ。
ヨーロッパの人がグランパやグランマの、おじいちゃまやおばあちゃまが着ていたコートをリフォームして着てるのとても素敵だなと思ってた。
私は子も孫もいないので、154歳まで責任もって着るです(去年54歳のとき買ったので、あと99年)

そうそう、パタゴニアのウエアも修理(有料)してもらえる。ガシガシ着てほつれたら修理に出して、いよいよ着れなくなったらパタゴニアが回収して、リサイクル繊維になり、またパタゴニアウエアとして生まれ変わるのだ。
私が買ったダウンセーターパーカは、海洋を漂流するゴミになった漁網を回収した繊維を100%使用。ちょっと混ぜました、じゃないのが凄い。パタゴニアこういうとこ、ホントかっこいいんだ。
(長く着たいと思える服って、品質や機能ももちろんだけど、物語があるよね。)

買っちゃったわよ

私はひどいメカ音痴で、いつもパソコンのあれこれを親友に聞いてたんだけど、親友は4年前に亡くなったので、聞ける人がいなくなってしまった。

いや、聞ける人が全くいないわけじゃない。リハセンでパソコンを教えてもらった先生、視覚障害者のパソコンサポート業者さんに、たまに聞いてアドバイスしてもらっている。それに、家にはなんやかんや人が来てて、気のいい人ばかりだから聞けば親切に教えてくれるだろう。遠くに住んでいる姉に聞いたらいいのだ。だから、聞ける人がいないわけじゃない。でも、私がメカ音痴すぎて、聞くのもはずかしいことを平気で聞けるのは、亡き親友だったということだ。私はええかっこしいだから、アホ丸出しでいられる相手は限られる。

元・デザイン事務所のディレクターで、晩年は写真家だった親友はバリバリのmac派だったけど、mac派に転向前はWindowsを使っていた。25年前、親友と私は奈良の生駒山にあった気功の合宿所でボランティアをしていて、スタッフが当時リリースされたばかりのi macを見せてくれた。で、親友はポンとi macを買ったのだ。もしかして合宿所の帰りに買って帰ったような気がする。キャンディーカラーでポップなimacは、外装箱もポップでキュート。箱を開けて設置して、親友は自分でセットアップしたのだけど、Windowsに比べてとても簡単だと言った。当時の私は親友の家に入り浸りで、i macを使わせてもらっていた。使っているうちに「mac欲しいなぁ」と思って、ノート型のmac bookと、ダイヤルをクルクル回す頃のi podを購入。なので、私のパソコンはmacがスタートだった。メールとネットとi tunesを使う程度で全然使いこなせていなかった(今でもだが)、タイピングの音がすごく気持ちよかった。

目が見えなくなって仕方なくWindowsのパソコンを買った時、macとの差にびっくりした。直感的に使えて設定が楽なmacに比べて、Windowsはめんどいしデザインもダサくて嫌。本当はmacを使いたい。でも、シェアの大きいWindowsでしか使えない視覚障害者ソフトがあるので、どうしてもWindowsになっちゃう。

Windowsで唯一いいな、と思ったのはソニーのバイオ。デザインがとてもシンプルで綺麗だった記憶がある。昔カッコイイ広告がバンバン出ていたっけ。そういえば、親友はバイオのノートを持っていて、あなた文章なにか書いたらどう?と一時期使わせてもらってた。ジョブズがソニーのバイオノートがとても好きで、mac book airはバイオにインスパイアされて作った、と最近になって知った。mac book airの発表の時、ジョブズがテーブルに置いてあった封筒から出してビックリしちゃった。そうか、あのmacbook airは、バイオがなかったらできなかったのかもしれない。ジョブズはラップトップには興味なかったと言うし。

そうだそうだ、一台パソコン壊れてるし、バイオを買おう!と価格を見てびっくり。他のメーカーの倍額するではないですか!モバイルノートで約30万円ってどうなの。いくらなんでも高すぎ。で、3か月考えてデザインもよさそうな12万円くらいのマイクロソフトのサーフェイスgo2に決まりかけてたんだけど、バイオの公式サイトにバイオSX12がアウトレットになっているのを発見。一年落ちとはいえ、他メーカーの12型よりスペックは上。サーフェイスgo2に5万円プラスすれば買える値段…。「ユー 買っちゃいなよ!」と親友の声が聴こえたかどうかは知らないが、即ポチってしまった。今日はこれからサポート業者さんが来てセットアップしてもらうの。

レムリアの記憶

日本人がハワイ好きなのは、レムリアの記憶があるからだろうか。
レムリアは太平洋に沈んだとされる伝説の大陸で、ハワイ諸島は沈んだレムリアの残った島々だと言われている。
なかでもレムリアのエネルギーが色濃く残っているのは、自然が最も残っているカウアイ島。私は25年前に亡き親友とカウアイに一週間ほど滞在したことがあるのだけれど、その時はレムリアのことをあんまり知らなくて、フルーツがめちゃくちゃ美味しい、ジャングルの翠と花の生命力がものすごい、毎晩爆睡した、なんて気持ちのいい所なんだろうか、くらいにしか思っていなかった。
カウアイに入る前日まで、アリゾナのネイティブアメリカンの居留地を旅していたので、余計に楽園だと思ったのかもしれない。アリゾナの荒野は何故か懐かしくて私は嫌いではなかったけど、ネイティブアメリカンの置かれてきた環境を知ると切なくなった。土地を奪われ、部族の言葉を話すことを禁じられ、カロリーだけ高くて栄養の無いジャンクフードで不健康になり、居留地には産業も仕事先もなくて失業率が5‐7割、アルコールと薬物に溺れるのも仕方がないと思えた。

ハワイに話を戻すと、私はカウアイ島しか行ったことがないので、大火があったマウイ島のことは分からないけれど、ハワイ王国の首都で、古代レムリアの文化をずっと大切にしていた場所なのだろう。
レムリアの文化は精神性が高く、人々は自然と共に生き、争いを好まず、平和尾愛した。

さて。レムリアと日本人の関係は何なんだ?というと、レムリアが沈む時に脱出したレムリア人が向かった先の一つは日本ではないか、という説があるのだ。
レムリアの滅亡と縄文時代の始まりはリンクしており、日本に着いたレムリア人は縄文文化として、レムリアの文化を継承したのではないか、と。
実際に日本人は世界的にとても珍しいYAP+染色体を持っていて、近隣の中国や韓国やモンゴルの人と遺伝子上は遠い。ちなみにYAP+染色体を持っている民族として、日本人の他には、南北アメリカのネイティブアメリカン、ハワイアン、チベット人、インド南部とスリランカのタミル人などドラビダ語族だ。これらの遺伝子の分布は、レムリア人の末裔とされる人々の分布と一致している。日本人とハワイアンのご先祖様は同じである可能性が高い。日本人がハワイが好きな理由は、遺伝子の記憶なのだろう。ちなみにYAP+染色体は、近年は「親切遺伝子」なんて言われている。善意があり、世の中をより良くしようと思っているし、してしまうからだ。

マウイの大火でショックを受けている人がツイッターではけっこういて、私もその一人なんだけど、大火の元凶ではないかと囁かれているスマートアイランド計画には日本の日立が参入していることも残念でしょうがない。テクノロジーの暴走と精神性の後輩で水没したとされるレムリア。レムリアの末裔かもしれない日本の企業が知ってか知らずか関わっているくやしさはどうだ。

実は日本に使われた原爆のウランは、日本人とルーツが遺伝子上では同じレムリアの末裔のネイティブアメリカンのホピ族の土地から採掘された。ホピ族は何千年も「絶対に掘り起こしてはならない」と伝承してきた「世界が終わってしまう」と。ウラン採掘に従事させられたホピの人たちは病気になり、日本人が原爆によって何万人も死んだ。なんという悲劇だ。

私は日本人はルーツがレムリアであるかもしれないことを知るべきだ、と思う。世界の平和の鍵を握っているのは日本人だろう。なぜ日本人だけが遺伝子組み替えワクチンをいつまでも打たされているのか考えたほうがいい。

アッコちゃんから教授への手紙

またお二人の連弾を聴きたかった。

日刊スポーツウェブサイトより
「矢野顕子、元夫の坂本龍一さんを追悼し「またピアノを4つの手で一緒に弾きませんか?」
[2023年4月4日11時10分]

3月28日に71歳で死去した音楽家・坂本龍一さんの元妻でシンガー・ソングライターの矢野顕子(68)が4日、ツイッターを更新。2日に亡くなったことが公表された、坂本さんへの追悼のコメントを発表した。

矢野は英語で、「Dearest Ryuichi,Would you like to play piano four hands together again? I miss you very much.(親愛なる龍一さん、またピアノを4つの手で一緒に弾きませんか? あなたがいなくなって、とても寂しい)」とつづった。
坂本さんと矢野の娘は、ミュージシャンの坂本美雨(42)。

Akiko Yano and Ryuichi Sakamoto Tong Poo – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=DHhksjfg8Ik

RS & Akiko play the piano – Castalia & Water ways flow backyard again – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=atLdbuZnViM

スニーカーとWBCの頃 3年半やってみた「洋服のユニフォーム化」

秋冬用のスニーカーを買い換え。
私は秋冬用と春夏用と、それぞれ2足づつスニーカーを持っていて、3年で履きつぶしているのだけれども、今年は秋冬用のスニーカーが交換のタイミングになる。
秋になってから新品を買って交換すればいいかなと思うけど、結局、春に秋冬のスニーカーを買い換えてしまうのは、春の訪れが新たな気持ちにさせるからだろう。

…なーんてね。春は秋冬素材の靴がセールになるからまとめ買いしてるのでした。
そこで、次なる秋冬スニーカーをアマゾンで探していると、トルナットレザーのジャックパーセルと、オーラ社のスエードのジャックパーセルがセールになってるではないですか。しかもマイサイズに「残り1点お早めに」の表示。
どちらも本革仕様の限定モデル(通常モデルは合成皮革)なので、リーズナブルなコンバースにしてはお高くて迷っていたら、WBCで日本が優勝して、全く試合を観てなかったにも関わらず「えーい、お祝いだ!」と、アマゾンで2足買いしてしまったのでした。WBCの経済効果は600億円らしいけど、私もちゃっかり便乗しちゃった。ぜんぜん観てないのに。

WBCを観戦しなくなったのは途中で目が見えなくなったのもあるけど、第1回大会と第2回大会で応援に気合が入りすぎてエライことになったから。
第1回大会は福留が、第2回大会はイチローが大ブレーキになって、最後に福留もイチローもここぞという場面で打って活躍して優勝したんだけど、福留とイチロー好きの私は生きた心地がしなくて胃腸炎になってしまったのだ。それからは観てない。観てないけど気になることは気になる。そのソワソワ感が私の場合「スニーカーを買う」行動に向かわせてしまうのだけど、ちょうど買い替えのタイミングなので、WBCが3年に一度の開催でよかったなぁと勝手に思う。ところで、なんで3年に一度の開催なの?

国府宮はだか祭

節分の今日、愛知は稲沢の「国府宮はだか祭」が三年ぶりに開催されました。
接種3回とマスク着用が参加の条件だったけど、
裸男のほとんどが素顔だった!
おー!こうでなくちゃ!
よかったよかった。うれしい。
しかし、接種が参加の条件なのは酷いなぁ。神様は差別しないよ。

国府宮はだか祭は、1200年続く尾張名古屋の奇祭。
神男に触ると厄が落ちるとされ、
数千人の男たちが神男めがけて押し合い圧(へ)し合いの揉みあいになるんだけど、
水をかけられた裸男たちからモウモウと立ち上がる湯気は、冬を吹き飛ばし春を呼び込む。

関係ないけど、
私は稲沢のとなりの一宮に住んでいたことがあって、
会社で仕事してたら、フンドシ姿の裸男がゾロゾロ歩いているのが窓から見えて、
ここから裸!?」と最初はびっくりしたなぁ。
今年はいつもの人数より少な目だったようだけど、三年ぶりに祭が復活してよかった。
しかもマスクルールをぶっちぎり、ほとんどの裸男が素顔だったのは本当に素晴らしい。
男の人がマスクを外さないと、女の人と子どもは安心してマスクを外せないのです。
裸男の皆さん、ありがとう。
揉みあってる祭のニュース映像を見て、ツイッターでは喜びの声がいっぱいですよ!

「素敵!かっこ良すぎる!」
「これが人間だよね、みなさん生き生きしてる」
「見ていて清々しい」
「大昔からこうやって集団免疫を作ってきたんだろうね」
「素晴らしい、このまま国会議事堂まで乗り込んでくれ」
「生きてますねー!」
「うわぁ…これはコロナ茶番始まって今までで1なくらい嬉しいニュース!
風向きは自分達で変えるんだ!!」
「卒業式も素顔でしょ!
「国民は目覚めてる」
「愛知いいぞ!!」
「なんだろう…なんか見てるだけで
元気がでて安心する。
人間の活気を久しぶりに見ました。」
「コレでいいんです!!
国民側はコレが正解の態度。
世界中の民がこうやって茶番を終わらせてるんです。
あとは日本だけ。やるのは一人ひとり。
愛を持ってやりましょう。」
「その調子!どんどん後へ続けー」
「愛知県稲沢市、覚醒(‘ω’`」
「すーごーい!真剣にすごい盛り上がっていますね。祭りはこうでなくっちゃ」
「良かった!これ、すっごい気になってたぁー!!」
喜びの声がいっぱいだ。読んでいてなんか泣きそうになっちゃう。

私は目が見えないので、
自分が記憶してる祭の映像を思いだしてるのだけれども、
このパワー、この生命のエネルギーに勝る免疫力ってないと思うよ。
(人のかたまりの物語をとりもどそう)

さようなら高橋幸宏さん

嘘であってほしかったけど、本当だった。
私のいちばん好きなドラマーはユキヒロさんで、
YMOは(アッコちゃんのアルバムも)ユキヒロさんのドラムをメインに聴いていた。
ユキヒロさんつながりでサンディー、ムーンライダーズ、高野寛を好きになった。

YMOの三人の誰かがいなくなってしまう日が来るなんて思ってもみなかった。
それに、その日が来て語りあえるであろうはずの
YMO好きの親友も故人になっているなんて思ってもみなかった。
まだ信じられないけど、
何日かしたら、追悼番組とか聴いたら実感するのかなぁ。。。

佐野元春になれなくて

しまった。見逃した。
いつもはパスしてた紅白だけど、
佐野元春が出るので楽しみにしていたのに何てことだ。
でも、桑田氏の企画の中の一人だったようなので、まぁいいか。

佐野元春の曲をはじめて聴いたのは中学生の時だった。
クラスメイトにすごい美人さんがいて、よくレコードを貸してくれた。
大瀧詠一、大瀧さんのナイアガラトライアングル、そして佐野元春も。
その美人さんはテストで満点を取るような頭のいい子で、とても大人びていた。
一方私は見た目がおサルみたいな、
授業中に教科書にパラパラ漫画を描くようなアホの子で、
なんで仲良くなったのかが不思議なんだけど、
「これいいね」という心の琴線が同じだったのが理由かもしれない。
教室や廊下の端っこで、他の子が聞いても分からない話をしていた。
とにかく私たちは少数派だった。
でも、今の世界や日本のコロナ/ワクチン問題を思うと、
私は自分が多数派で安心するような子じゃなくて良かったと思う。
いや、
多数派で安心できない子だったから佐野さんの作品が好きになったのかもしれない。

佐野さんについて話を戻すと、
私は佐野さんはロック界の詩人だと思っている。
散文詩のような歌詞が多いのだけれども、
「情けない週末」の歌詞とかね、
何手ことない言葉の連続なのに、まるで映画のシーンを観てるみたい。
佐野さんの言葉はテンポがあって、ビートをのせるだけでロックになる。

佐野さんがDJしてたラジオや、文章やインタビューは大好きだった。
あの日本語と英語がチャンポンな語り口と、
クスッとさせる小さなジョークに、気の利いた例え話。
タフでクールでヒューマンタッチ(←「ハッピーマン」より)
は永らく私の理想とするところ。
かっこいい大人って、こういう人なんだ。
佐野さんが影響を受けたランボーやバロウズやサリンジャーを読んでみたものの
「…よく分かんない」な私だったけど、
本気で佐野元春になりたい(文体とか語り口とかセンスとか)と思っていた。
でも、すぐにあきらめた。この人はなりたくてなれるもんではない転載だもん。
私は文章が下手っぴだし、
赤いネルシャツも彼ほど似合わない。
じゃあ、ガラスのジェネレーションの歌詞で
「つまらない大人にはなりたくない」ってあるから、
せめて「つまらなくない大人になろう」、と誓ったのでした。
(今日は成人の日なのね。
「ポーラスター」と「約束の橋(ライブ)」を贈ります。)

佐野元春 & THE COYOTE BAND「ホ゜ーラスタア」(HDフルバージョン) – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=EU0Qj_jAXeo

約束の橋 – 佐野元春&THE COYOTE GRAND ROCKSTRA (DaisyMusic Official) – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=QrRJtzzoGdI

「ポーラスター」作詞・作曲 佐野元春

その心の糸を張り替えて
新しい歌を今、奏でよう
ふたり 嵐の中で精一杯
でも なんとかやっていけるだろう

ときどき夜空を見上げてごらん
いっぱい星が君を照らしているよ
あの星の瞬きを胸に思えば
ひとの営みは小さいよ

ほら、見上げてごらん
冬の星空
あれはポーラスタア
二人の行方 見守るように
瞬きを繰り返している

どんなに求めたって
つかめないものある
心のトゲを抜きさって
その涙をぬぐうのさ

いい時も そうでない時も
時の運河を渡ろう
あるべき理由で あるべき場所に
たどり着くまで

ほら、見上げてごらん
冬の星座
あれはポーラスタア
二人の行方 見守るように
瞬きを繰り返している

その心の過去にとらわれて
未来を消さないで
いつだって君の好きなように
命燃やせばいい

太陽が眠っている
陽の射す丘のその陰で
真実はきっと
君がほしいとき
いつもそこにあるよ

ほら、見上げてごらん
冬の星空
あれはポーラスタア
二人の行方 見守るように
瞬きを繰り返している

いつの日かそっと
結ばれてゆくふたりさ
そのうちだれもが気づくだろう
祝福の瞬間
世界中

その心の糸を張り替えて
今から静かに支度しておこう
その日が来たら
何もかも
すべてうまく動きだすように

ほら、見上げてごらん
冬の星空
あれはポーラスタア
二人の行方 見守るように
瞬きを繰り返している

ほら、見上げてごらん
冬の星空
あれはポーラスタア
二人の行方 見守るように
瞬きを繰り返している

「約束の橋」作詞・作曲・編曲 佐野元春
君は行く 奪われた暗闇の中に とまどいながら
君は行く ひび割れたまぼろしの中で いらだちながら
いつか孔雀のように 風に翼を広げて
西の果てから 東の果てまで 休みもなく 車を走らせてゆく

君は踊る 閉じたバラのつぼみの前で 背伸びしながら
君は踊る くるおしくミツバチの群れを すり抜けながら
いつか燕のように 風に翼を広げて
街の果てから 森の果てまで 振り向きもせず 車を走らせてゆく

今までの君はまちがいじゃない
君のためなら 七色の橋を作り 河を渡ろう

君は唄う あわただしげな街の中を かたむきながら
君は唄う 焦げた胸のありのままに ためらいながら
虹の橋のたもとで 河の流れを見つめて
月の岸辺から 燃える砂漠まで 終わりのない夜を くぐり抜けてゆく

今までの君はまちがいじゃない 君のためなら橋を架けよう
これからの君はまちがいじゃない 君のためなら河を渡ろう

神戸新聞より「遺作が語る豊かな感性 56歳で病死した女性写真家、小野高同級生らが遺作展」

写真家・佐藤加奈さんの遺作展の記事が神戸新聞に掲載されました。
以下天才させていただきました。
***ここから転載

「遺作が語る豊かな感性 56歳で病死した女性写真家、小野高同級生らが遺作展」

佐藤さんの遺作展を企画した小野高校の同級生ら=小野市役所

 小野高校(兵庫県小野市西本町)出身の写真家で、
2019年7月に卵巣がんで、56歳で早逝した
佐藤加奈さんの遺作展「彼女の観ていた世界」が、
市役所ウエルカムギャラリー(同市中島町)で開かれている。
才能にあふれた佐藤さんの作品を知ってもらおうと、小野高の同級生らが企画。
さまざまな仕事に就いている同期生の表情を写したシリーズや、
動植物や町並みなどを独自の感性で切り取った約40点が並ぶ。
23日まで。(杉山雅崇)

***転載ここまで