月別アーカイブ: 2014年11月

Colors of Life 染織家・志村ふくみさん「色は自然がすべて持っている」

染織家、紬織の人間国宝の
志村ふくみさんの話。

「根の色は独特で、古代の色」
「色というのは科学以上の科学」
「色は植物が全て持っている」
「ほとんど無限」

https://www.youtube.com/watch?v=Qlc10wa60kI … 

(以下は公式プロフィールより転載します フムフム)

***ここから転載

植物(色)
動物(糸)
鉱物(媒染)は
単に素材としてだけではなく、
生命あるものを提供してくれるので。
それに対して私達は知性や感性を使って物創りをします。
美しいものをつくるのではなく、
そうして精神こめてつくられたものが美しくなる道程を学ぶのです。
その道から外れれば日は訪れないのです。

***転載おわり

インディアンサマー

こんにちは、フムフムです。
いかがお過ごしですか?

昨日と今日と風の穏やかな、
温かい日となりました。
小春日和でしょうか。

英語では小春日和のことを
インディアンサマーといいますよね。
冬にむかって冷え込んできたのに、
ひょっこり暖かな日のこと。

語源にはたくさんの説があるようですが、
私のお気にいりの説は、
「冬ごもりするまえの
インディアンの神様が、
キセルをぷかーと一服なさる。
その煙が暖かな一日を生み出す」。
ねー、いいでしょう?

インディアンサマーには比喩的な表現として、
こんな意味もあるそうです。
「穏やかな晩年」、
「人生後半の全盛期」
「人生や時代の円熟期」
ねー、これもいいでしょう?

はじめてのクリスタル

精神科医の越智啓子先生の講演会に行って以来、
再び天然石に心がむいています。

始めて買った天然石はクリスタルでした。
親指くらいのクリスタルを革ひもでつなげたチョーカーです。
氷砂糖みたい! なめたら美味しそう!
ちょうど赤ちゃんのおしゃぶり」サイズだったのです。
当時なにも知識もない、25年前の私ですから、そんな単純な理由です。
その時いっしょに買ったのは碁石サイズのヘマタイト。
メタリックな光沢がカッコイイ!という理由です。
この二つはほどなく、エジプトとギリシャ旅行にも連れていきました。
その後水晶とヘマタイトのストーリーを知って、へぇーっとなりました。
面白い世界だなあ。

その後にちょこちょこと他の種類も集めてみましたが、
やっぱり一番好きなのはクリスタル。水晶です。
「水晶に始まり水晶に終わる」と、
天然石の愛好家さんやセラピストさんたちの間では言われていいるそうですよ。

地球の大半が水晶でできていて、
私たちは水晶の上で寝起きしているようなもの。
越智先生の語録のひとつ。
「わたしたちは巨大な水晶の玉の上で玉乗りしてるようなものなのよ!」
なんと素敵に楽しいことでしょう。
水晶はパワーを増幅する作用があります。
私たちがワクワク玉乗りしたら、地球もワクワクですからね。

「人生のしくみ」 越智啓子・著

先週、精神科医の越智啓子先生の講演会に、
母とサンダーと行ってきました。
母と私にとって、10年以上ぶりの越智先生の講演会です。

もうー、笑った笑った。
そしてジーンときました。
越智先生の講演会を聴くと、
謙虚な自信と、穏やかな勇気が湧いてきます。
世界の見方を素敵に変えてくれます。

越智先生は沖縄在住のとてもユニークな精神科医でいらっしゃいます。
なにがユニークかというと、
精神科で一般的に使われる薬を一切使わないのです。
前世療法、アロマヒーリング、クリスタルヒーリング、ボイスヒーリングなど、
今でこそ認知されてきた療法を早くからされていて、
多くのびっくり症例があるのです。
そしてクライエントさんとの出会いの中で分かってきたのが「人生のしくみ」。
いろんな時代、いろんな国、いろんな人種を
体験してきた私たちの、不思議な人生のしくみ。
実際に越智先生が出会ったクライエントさんの症例から、
魂の謎解きが解説されるのが、
今回ご紹介する本、タイトルずばりの、
「人生のしくみ」です。
最近は新版して文庫にもなりました。(ヒカルランド 2011年)
これまでに30冊近くの本を出版されている越智先生ですが、
この本は仲でも、印象的な作品といえる一冊ではないかと思います。
「光の仕事人」の項では、
意味のない存在の人などいないと、感動をもって知ることでしょう。
越智先生の他の作品にも言えることですが、
読了感が温かくどこか爽やかなのです。

実は10数年前になりますが、
沖縄の旧クリニックで、越智先生の前世療法を受けたことがあります。
予約がなかなかとれないセッションで、
それは特別な体験となりました。

越智先生は全国各地で講演会やセミナーをされています。
実際に越智先生にお会いすると、
「ユニークな精神科医」の意味がよーくわかります。
越智先生ご自身もおっしゃっていますけれども、
たしかに、こんなお医者さんはいないですよ(笑)。

*「人生のしくみ」
越智 啓子
2003年/徳間書店

神秘の音楽「グナワ」/音楽の世界地図はグラデーション

こんにちは、フムフムです。
いかがお過ごしですか?

長年の友人であり、私のHPと当ブログのデザインディレクターでもある、
シュガーキューブ佐藤さんがモロッコ旅行中です。

マラケシュの街中には、生の音楽があふれているそうです。
タクシーの運転手さん曰く、
「モロッコの民族は4つ。音楽の種類はいっぱい。」なのだとか。
アフリカンドラムを囲んで踊る人たちがあちこちに。
べつに特別な祭でもないのに毎日、毎晩なのだそうです。

調べてみたところ、
モロッコ伝統の音楽にグナワというのがありました。

聴く者をトランス状態に誘う、神秘の音楽「グナワ」 – NAVER まとめ

http://matome.naver.jp/odai/2137234603931128201

それは、古くから音楽療法としても用いられ、
そのトランス感は多くのロックミュージシャンや、
テクノミュージックにも影響を与えたそうですよ。
あらら!
音楽好きの佐藤さん、知らず知らずに行ってますよ?

さっそくYou Tubeでグナワを聞いてみました。
わー、いいなあ。デジャヴ?

細野晴臣さんの選曲・監修の
「地球の声」という、
世界の民族音楽コレクションのCD・BOXを聴いていると、
世界の音楽の地図は、
まるで色のグラデーションみたいに移り変わっていくのが分かる。
だから遠いのに懐かしい。
グナワを聞いて、日本のねぶたを連想するのも不思議なことじゃないなあ。

ちなみに、ドバイでは、目のやり場に困るほど
イケメンさんばかりだったそうです。
モロッコではライオネル・リッチー似さんが多いそうです。
私が行ったことのあるエジプトでは、
柔道のラシュワン選手似の人をよく見かけましたよ。
ルックスの世界地図は…。

天然石

近くの鍼灸院さんで身体のケアをしてもらっています。
若いスタッフさんと天然石の話、
いわゆるパワーストーンの話になりました。
そのスタッフさんは最近パワーストーンに興味をもつようになり、
ある石が気になって仕方がないと言います。

その名前を聞いてオッとなりましたよ。
だって入門ほやほやの人の口から出てくるとは思えないような、
マニアックで、パワーが強いと聞く種類だったからです。
それって、湯あたりしちゃいそうな石ですよ?

…そうね。
毎日たくさんのお客さんをケアしているものね。
とても元気なパワフルなスタッフさんだから、きっとこの石に魅かれるのだろう。
そして、かつての私の石との出会いが思い浮かびました。
その時は必要で、かけがえのない出会いだったな。
いつの間にかお役を終えて、ご縁のあるところへ旅立っていったストーンたち。
いまは本当に好きなものを少ししか残していないのだけど、それもまた嬉しい

たのもしい

こんにちは、フムフムです。
いかがお過ごしですか?

今日は風がとても強くて寒い一日ですね。
二年前はヨヨヨと
強い向かい風に押し戻されそうになったサンダーですが、
最近はちがいます。
強い風にものともせずグイグイです。
たくましくなりました。
頼もしいです。

二年前のいまごろ、アイメイト協会に入所して、
サンダーとの歩行訓練が始まりました。
再びウォーカーとしての一歩です。

はじめは私に知らん顔だったサンダーは、
いまや「あなたしか見えない」って感じですよ。ふふ。
たのもしい?

カップ・ジュビー

モロッコの食とお菓子に魅せられて、
友人がモロッコに旅行中である。

私がかろうじて知っているモロッコは、サハラ砂漠。
知っている地名は、サハラ砂漠にあるカップ・ジュビーくらい。
サン・テグジュペリの自伝的な作品、
「南方郵便機」や、「夜間飛行」、
「人間の土地」に搭乗するので覚えた地名である。

カップ・ジュビー。
…なんて素敵な響き
口にだしてウットリ。
もちろん作品そのものがそうさせるのかもしれないけれど、
これが違う名前だったらこうはいかなかったろう。
砂の海にぽつんと灯る小さな飛行場だ。

友人がこれから向かうマラケシュは、
翠の豊かな美しいところなのだそう。
砂漠だけじゃないのね。
緑の街、マラケシュ。
この響きも素敵に思えるのは、
美味しいお菓子の話がそうさせるのだった。

ビタミンミネラルたっぷり「命の果実」、デーツ

ドライフルーツの「デーツ」を食べています。
デーツとは、北アフリカや中近東原産の
「なつめやし」の果実のこと。
食感が干し柿で、ほのかに甘い黒糖の風味がします。

過酷な自然環境でも豊かに実るデーツは、
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。
砂漠の旅人は必ず携えていたという、命の果実。
アラビアンナイトや旧約聖書、ハムラビ法典やコーランにも登場するそうですよ。

このデーツを食べるとき、なぜか不思議な気分になります。
デーツを食べて、次のオアシスめざす旅人だったのかなあ、なんて。
はたまた、干し柿を食べて次の宿場町めざす旅の者?

このデーツの美味しさを教えてくれたシュガーキューブ佐藤さんが、
デーツ好きのあまり、ただいまドバイ経由でモロッコに旅行中なんですよ。
ハヴァ ナイス デーツ!

「メイベル男爵のバックパッキング教書」S・アンダーソン 田淵義雄・著

秋も深まり冬の気配がしてきましたね。
今朝、朝食で胡桃を食べていたら、ふっと何かをおもいだしました。
あれ? 何だろ、この感じ。
心地いいなあ。何だったかな?

しばらくしたら分かりましたよ。
思い出したのは「山歩きの携行食」です。

大好きだった本に
「ウォーカーは小鳥のごとく食べろ」とあったのです。
山歩きではミネラルを消費する。こまめに補給するんだ。
いつも食べている食物が一番自分の肉体と心の名コックであれ、とありました。
そして著者の携行食が紹介されていたんです。
ナッツ・ドライふるーっつ・シリアル・マーブルチョコ・etc…。
これらをミックスしてジップロックに入れて、
歩きながらポリポリやるのさ、ってね
当時20代だった私は、もうこの携行食が食べたくて
トレッキングとキャンプを始めました。
いま考えると、なんという動機でしょうか。

昨日、久しぶりにストレッチやヨガ、筋トレをしっかりやったので、
身体も山歩きしたみたいに心地よくなっていたのでしょうね。
そして小鳥のさえずりのCDもBGMに流れていました。
そこに胡桃を二個分を小鳥のように食べていたんです。
私のセルフ心地よさのできあがり。

気をつけないといけないのは、
山の携行食は、
歩きもしないで食べていると太っちゃうことです。
あくまでもウォーカーで、
量も小鳥のごとくですよ。
これは以前に私が文字通り
身を以て知った教訓です
はい、気をつけます。

「メイベル男爵のバックパッキング教書
最低の費用で最高のハイキング、登山、
アウトドア・アドベンチャーを楽しむために」
シェリダン・アンダーソン 田淵義雄
1982年/晶文社