親しい人を失うということは、
その人との習慣も失うということだ。
親友から毎日かかってきた電話も無くなって、
あてていた時間がポッカリと空いてしまった。
よく「心にポッカリと穴が空いたようだ」と言うけれど、
共有していた時間が抜けてしまうのもあるのだろう。
かかってこない電話に少しづつ慣れてはきたけれど、
あてていた時間の使い道が、ちょっと分からないでいるのです。
親しい人を失うということは、
その人との習慣も失うということだ。
親友から毎日かかってきた電話も無くなって、
あてていた時間がポッカリと空いてしまった。
よく「心にポッカリと穴が空いたようだ」と言うけれど、
共有していた時間が抜けてしまうのもあるのだろう。
かかってこない電話に少しづつ慣れてはきたけれど、
あてていた時間の使い道が、ちょっと分からないでいるのです。
親友が闘病の末に亡くなった。
…こう書いていても、まだ信じられないような気持ちがどこかある。
冷たくなってしまった親友の頬に触れ、
焼かれたばかりで熱の残る骨も拾ったというのに。
いや、無理もないことだ、と思う。
親友は、私のこの20年そのものだったのだ。
つきあいの深さだけ、
想いの強さの分、
何かしら時間がかかるのは当たり前のこと。
…オーライ、ゆっくりいこうね。
そう私は、内なる自分に言うのでした。
出会う前から、二人とも大好きだった曲。
私たちが主催した「矢野顕子 出前コンサート」で、
アッコちゃんが演奏してくれて大感激したのでした。
(ご冥福をお祈りします。)
矢野顕子 – GREENFIELDS – YouTube