月別アーカイブ: 2016年1月

中川区社会福祉協議会にて講師をさせていただきました

中川区社会福祉協議会さんにお招きいただきまして、
中川区のヘルパーすべての方が参加される、月例の勉強会にて
講師をさせていただきました。

アイメイトを使用する視覚障害の当事者として、
視覚障害者をサポートするときのポイントや、
アイメイトについてお話させていただきました。
講演の後半は質疑応答タイムでしたが、
ガイドヘルプ(視覚障害者の外出サポート)のより詳しいポイントなど、
実際に活躍されている皆さんならではの熱い質問をいただきました。

これだけの大きな規模の月例の勉強会は珍しいのです、
と中川区協議会のスタッフさん。
学校の体験学習の開催数も、名古屋の区最多の中川区。
協議会スタッフさん・ヘルパーのみなさんの熱心さから、
ナンバーワンの理由が分かる気がしたのでした。

1月の休業日のお知らせ

平素はカウンセリングルーム・フムフムを
ご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら下記の期間を休業させていただきます。

1月22日(金)~1月26日(火)

またこの期間は、
ご予約やお問い合わせのメールのお返事が
1月27日以降になりますことをご了承くださいませ。

よろしくお願いいたします。

カウンセリングルーム HumHum(フムフム)
代表 高橋智子

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

http://hum-hum.jp

なぜ冬山でメリノウールの肌着なのか

メリノウールのセーターを手洗いしたら縮んでしまった。
なんてことだ…と思いながら素肌に着てみると、
ベースレイヤー(肌着)にピッタリ!
しばらく着ていたら元のサイズに戻ったけれど、このまま肌着にすることにした。

登山の肌着はメリノウールがいちばんだ。
コットンの肌着は汗が乾かず身体を冷やしてしまうし、
ヒート系の化繊の肌着は、動くと熱すぎて止まると寒い。
アウトドアでの肌着選びを間違うと、命に関わってしまう。

メリノウールのベースレイヤー(肌着)が優れているのは、
ナチュラルに暖かく汗冷えしない、
汚れがつきにくく、着続けてもぜんぜん臭くならない。
一週間や二週間は洗濯無しでオーケーで、
しかも天然素材なので肌に優しく、素肌に着てもチクチクしない。
おー、すごいぞメリノ!

昔は値段がとても高くて買えなかったけど、
今はアウトドアブランドで手頃な値段のメリノの肌着が買えるようになった。
私は一昨年からモンベルのものを着ているのだけれど、
サンダーとガンガン歩く汗冷えがなくなったのだ。
大げさなんだけど「冬が変わった」くらいの差が。

たかが肌着ですよ?
されど、なんですね。
冬の肌着は体調を左右するだけでなく、
案外、メンタルの下支えになるのでした。

ビタミンCがたっぷり カリフラワーはflower

カリフラワーをスープにすることに。
以前ごちそうになったカリフラワーのポタージュが美味しかったので、
お料理名人の友人にレシピを聞いたときのこと。

「カリフラワーもブロッコリーも、ビタミンCがたっぷりなんだよー。
とくにカリフラワーは抗酸・抗ガン作用が素晴らしくてね、
ほんと、花のパワーだね!」

…ん?
こやつらは花なの?
カリ子とコリ子はお花なの?

ご存知の方が大半と思いますが、
カリフラワーもブロッコリーも、食べているところは花なんですね。
アブラナの親戚がブロッコリーで、
ブロッコリーの突然変異がカリフラワー。
かねてから近い親戚ではと思ってはいましたが、
どっちもお花だったなんて。

しかし、ブロッコリーは蕾のかたまりって感じだから納得だけど、
カリフラワーは宇宙人みたいで、花って感じしないなぁ。
あ!
フラワーとお名前がついていましたわね…。

さて。
花野菜のカリフラワーは、
加熱してもビタミンCが失われることもなく、
生で食べても美味しいです。
ブロッコリー人気に押され気味なカリフラワーですが、
お花パワーは負けていません(名前だけに)

考えすぎや心の動揺でも消耗するビタミンCは、冬こそしっかり!

ビタミンやミネラルが消耗しやすい厳冬期。
とくに、Cはまんべんなく体内で使われるビタミンですから、
野菜とフルーツを食べてしっかり補給をしたいもの。

ビタミンCは、
ストレス、疲労、睡眠不足で消耗します。
疲れる→不足→もっと疲れる→さらに不足
という悪循環になり、しまいに免疫が落ちてしまうことも。

また、考えすぎや、心がとても大きく動揺したときもビタミンCが消費されます。
疲れているときや免疫が落ちているときは、
グルグル考えるループが続いてしまったり、
感情の起伏が大きくなったり。
これもさらなる悪循環です。

他には、
喫煙の習慣がある方、
サラダ油、マーガリン、ショートニングなどのトランス脂肪を食べている方は、
体内で分解する時に、たくさんビタミンやミネラルを消耗しています。

生活スタイルや、心のバランス、
禁煙や食生活を見直す事がいちばんですが、
難しい方はせめて積極的に摂取しましょう。

アロマオイル「ティーツリー」は風の予防に

アロマ好きの人なら知っている、ティーツリーの風邪予防の効能。
ティーツリーはティートリー、ティートゥリーとも呼ばれていますね。
清々しくすっきりした香りは、いかにも殺菌作用がありそう。
長年わが家でも「救急箱に常備」、みたいな、
冬にお世話になっているアロマオイルです。

…なのに、今季はティーツリーを買うのをすっかり忘れていたのです。
それが原因かどうかは分かりませんが、
去年のクリスマスに何年ぶりかのビッグな風邪をひきました。
風邪をひくこと自体は悪いことでもないのですが、
「風邪をひいているわけにもいかないの」という人も多いですからね。

ティーツリーの効果で凄い話をひとつ。
スピリチュアルな精神科医で有名な越智啓子先生が、
ご著書や講演会でも披露されている話です。

ある小学校ではインフルエンザのため、学級閉鎖となっていたのですが、
ひとつのクラスだけなぜか、
インフルエンザになった生徒が一人もいなかったというミステリーが起きました。
謎解きをしたら、クラス担任の先生がアロマ好きで、
毎日ティーツリーの精油を一滴、教室の隅に垂らしていたのだそう。
他に理由は考えられないと、担任の女性の先生の弁。

「花木のディーヴァ(妖精)が、
ウイルスをギュッと抱きしめて悩殺するのよ。」
という越智先生の表現もいいでしょ?

成人式とDavid Bowie

今日はお赤飯を炊いて、
姪っ子の成人式のお祝いを(遠くから)しました。
よかったねー、おめでとー。
成人のお祝いは新成人さん本人はもちろん、
それ以上に親御さんや祖父母さんのものなのかな、
と思いました。
父の写真の前にお赤飯を備えて、
孫の成人を報告する母は嬉しそうです。

お赤飯の夕ご飯を食べたあとに、
David Bowieの訃報を知って、私は思わず声をあげました。
そして、「あ、○○ちゃんどうしてるかな…」と浮びました。
私は成人を迎えたときはデザインの専門学校に通っていて、
その時にクラスの○○ちゃんからグラムロック系のアルバムを借りたりして、
当然David Bowieも入っていたのでした。
この訃報を知って、どうしているんだろう?

今晩は世界中で追悼をする人がたくさんおられるのでしょうね。

凧揚げ大会と菊コンテスト

私が通っていた岐阜の田舎の小学校では、
冬休み明けの新学期に、凧揚げ大会と菊コンテストがありました。
冬休みのあいだに凧を手作りして、
秋に配った菊の苗鉢を、おうちで丹精してきなさい、
というのが高学年の冬休みの宿題だったのです。

さて、山の上の学校の、やたらと広い校庭で凧揚げ大会です。
ここで凧の出来の差は歴然。
たいていの子は、市販の竹ひごで作ってきましたが、
竹を切ってきて鉈で縦に割って、という本格仕様の子もいます。
喧嘩凧や連結凧など、その子たちの凧の飛びっぷりの凄いこと!
空にいつまでも残っている名人凧たちを、みんなで応援したり、
操縦を手伝ったり代わってもらったり。
この凧名人の子たちの父さんや爺さんも、凧名人なんだろうな、
いいなぁ~(うらやましいな)と思ったものでした。

さて、菊コンテストでも出来は歴然。
入賞作品たちは、それはもう絵に描いたような立派な大輪の菊でした。
一輪だけ残して摘花して、肥料や日照も考えて…。
このコンテストでも地元の農家の子たちの大勝利です。
私たち新興住宅地組の菊はヒヨヒヨ。摘花していないし肥料もどうだったか。
もう同じ菊とは思えなかったです。
こんなに違うのねー。丹精ってすごい。
ここでも、名人芸って一代にしてならずね、と思ったものでした。

あれ?
うちの両親も農家の出じゃなかったっけ?
凧や菊とはまた違う名人芸を受け継いでいますけどね。

「城」 萩尾望都・著

大島弓子先生とともに、私の敬愛するマンガ家の萩尾望都先生。
今回ご紹介するのは、少年の心の成長を描いた短編です。

両親が離婚したラドクリフは、自らの意志で父親と暮らします。
しかし父親の都合で寄宿学校に入校することになり、
「この子は神経質で扱いにくい」と、父親が先生に告げる言葉に傷つきます。
いままでパパに気にいられるように頑張ってきたのに…。
失意のラドクリフは、あるイメージが心に浮かぶようになります。
子鬼が白い石と黒い石を積み上げて城をつくる夢。

この作品で城は、自分自身を意味します。
城の表面の壁は、心の表面・自分が意識しているセルフイメージとして、
城の裏面の壁は、心の深層・自分が気づいていない(気づこうとしない)
ほんとうの自分という設定で、ストーリーはすすみます。
そして白い石は「良い自分」で、
黒い石は「悪い嫌な自分」です。

ラドクリフは黒い石を認めたくありません。
だってパパに気にいられるように「いい子」でいなくてはならないからです。
子鬼は「君の中にパパを憎む気持ちや怒りの感情があるじゃないか」と言います。
そして、誰しも白い石と黒い石の割合は半々だと教えます。

ラドクリフの前に二人の上級生が現れます。
優等生のアダムと、不良のオシアンです。
ラドクリフは親切で優しいアダムが大好きで、意地悪なオシアンは大嫌いです。
しかし子鬼は、その二人の「城の表と裏をみてみなよ」と言います。
アダムの城は表面が真っ白ですが、裏面は黒い石が放置され崩れています。
アダムは黒い石の存在が「無いこと」になっているのです。
一方、オシアンの城は表面が真っ黒、裏面はピカピカの真っ白です。
こんなにナイーブで真っ白では、表は真っ黒にならざるを得ないだろう?

ラドクリフは、人は表面だけでは分からないということを理解しはじめますが、
じゃあどんな城、つまりどんな自分をつくったらいいのかは分かりません。

ここで一人の女性が登場します。
この女性の城の裏と表は、城と黒が混じった杢グレー色に見えます。
白い石と黒い石が均等に積み上げられているからです。
しかも、どちらの石も磨きあげられた美しい光沢があります。
(オシアンがこの女性と関係を持ち、ある結末をたどりますが…。)

白い石も黒い石も、愛情という漆喰で塗り固めて 
僕は自分自身の城をつくる。
ラストでラドクリフはこう決意して物語は終わります。

ほんとうの自分と向きあうことは勇気がいるものだ。
嫌な自分を認めることはなんて辛いのだろう。
私は葛藤していた二十代の頃にこの作品を読んで、
とても心が楽になったことを憶えています。
白い石も黒い石も愛していけたらいいね、
時おり思いだす大切な作品です。

*「萩尾望都作品集・第二期 第8巻 訪問者」に収録
萩尾 望都
小学館

「自分の視点の操縦法」は一度マスターしたら忘れない

母とサンダーと公園を散歩していたら、
男の子が自転車に乗る練習をしていました。
パパがレクチャーしてアシストしています。
そしてその瞬間が。乗れたー!
私たちは思わず拍手。わーい よかったねー。

いちど自転車に乗ることをマスターしたら、
どんなに久しぶりでも乗ることができるもの。
身体で覚えた感覚は消えたりはしないで、
いつになっても覚えています。

「自転車操縦をマスターしたら忘れない」のと、同じことが言えるのが、
「自分の視点を変えてみる」こと。

ちょっと離れて自分を眺めてみたり、
自分の奥深くを見つめてみたり、
相手の視点になってみることなど
自分の視点を自在に操縦する。
これも一度マスターしたら忘れることのない技術です。