なぜ冬山でメリノウールの肌着なのか

メリノウールのセーターを手洗いしたら縮んでしまった。
なんてことだ…と思いながら素肌に着てみると、
ベースレイヤー(肌着)にピッタリ!
しばらく着ていたら元のサイズに戻ったけれど、このまま肌着にすることにした。

登山の肌着はメリノウールがいちばんだ。
コットンの肌着は汗が乾かず身体を冷やしてしまうし、
ヒート系の化繊の肌着は、動くと熱すぎて止まると寒い。
アウトドアでの肌着選びを間違うと、命に関わってしまう。

メリノウールのベースレイヤー(肌着)が優れているのは、
ナチュラルに暖かく汗冷えしない、
汚れがつきにくく、着続けてもぜんぜん臭くならない。
一週間や二週間は洗濯無しでオーケーで、
しかも天然素材なので肌に優しく、素肌に着てもチクチクしない。
おー、すごいぞメリノ!

昔は値段がとても高くて買えなかったけど、
今はアウトドアブランドで手頃な値段のメリノの肌着が買えるようになった。
私は一昨年からモンベルのものを着ているのだけれど、
サンダーとガンガン歩く汗冷えがなくなったのだ。
大げさなんだけど「冬が変わった」くらいの差が。

たかが肌着ですよ?
されど、なんですね。
冬の肌着は体調を左右するだけでなく、
案外、メンタルの下支えになるのでした。

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