月別アーカイブ: 2015年3月

まるで遠足バス

お彼岸にお墓詣りにでかけた時のこと。
平和公園にむかう満員の臨時バスに乗り込んだ時の、
運転手さんの車内アナウンス。
「盲導犬を連れた方がいらっしゃいます。
込み合っておりますが、
犬のしっぽをふまないようにしてくださーい」
「はーい」とお返事する人もいて
うれしいやら。
ありがたいやら
まわりの人にサンダーのしっぽを気にかけてもらいながら
ぎゅうぎゅう詰めのバスは発車です。

道は墓参渋滞で、
すこし余計に時間がかかりました。
しかし、あたたかな日で、
墓地公園だというのに、
親子連れでも遊べる(バーベキューもできる)
翠豊かな大きな公園行きという行楽要素も手伝って、
ぎゅうぎゅう詰めのバスの中でも、
なんともぽわーんとした道行です。

車内でおしゃべりの声があちこちで聞こえてきて、
運転手さんに注意されたりして。
「しょうがないがね(笑)」とちいさく口答えするオバチャンもいてね。
おたがい見ず知らずの人たちなのに、
遠足バスに乗っているようでした。

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

http://hum-hum.jp/

夕方の音

近くに大きな公園があって、
ときおり楽器を練習している音が聴こえてきます。
夕方に聴こえてくるホルンの音は
家にいるというのに、
「おうちに帰ろうかな」という気分になります。

近くの小さな公園からは、
小さな子どもの遊ぶかわいい声が聴こえてきます。
「ばいばいー」
「ばいばいー、またねー」
お互いの姿が見えなくなるまで手を振っているのかな、
繰り返し聴こえてきては小さくなってやがて消えていく。

春分の日を過ぎて、
これから夜が遅くなり夕方が長くなっていきますね。
初夏には窓を開けるようになって、また聴こえてくるなあ。
ずいぶん気のはやいことなのだけど、
夕方の音を今から心待ちにしています。

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

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Adela’s Kitchen

人物はよりカッコよく、
たべものはより美味しく撮る
写真家でデザインプロデューサーのシュガーキューブ佐藤加奈さんが、
「Food & Cooking]に特化したFacebook
「Adela’s Kitchen」(アデラの台所)をスタートしました。
写真の美しさはもちろん、
より美味しくなる盛り付け、
小物や食器などのしつらえも楽しめることうけあいです。

実は食べ物とお料理は佐藤さんの本領発揮の分野です。
旬の野菜やナッツ、ハーブ・スパイスをつかった、
お料理お菓子、
一度ご馳走になった人はご存知だと思いますが、
美味しくて元気になるのよね。

お鍋から、オーブンから
おいしそうなにおいが…!
Adelaおかあさんの台所におじゃましてみてね。

Adela’s Kitchen | Facebook

https://www.facebook.com/adelafood.jp?fref=nf

名古屋のモデルさんのポートフォリオ展

当ブログとフムフムのサイトのヴィジュアル面でお世話になっている、
写真家でデザインプロデューサーのシュガーキューブ佐藤加奈さんが、
4月に名古屋で開催されるメンズモデルさん達のポートフォリオ展で、
セントラルジャパンの瀬藤真治さんの写真撮影を担当しました。
三つの異なるテーマを、
豊かなキャリアのモデルさんが創造・表現した写真展です。
(これはカッコいいに決まっています~!)
以下は主催のBACK to MODELさんのFacebookからの転載になります。
***ここから転載

象徴の肖像
「メンズモデル」というカテゴリーで広告業界を支え
モデル業界を牽引してきた大人の男性達。
男性達のキャリア10年目・20年目・30年目
そして40年目の姿
三十代から六十代までのポートフォリオ展
「カジュアル」+「フォーマル」+「ネイキッド」
参加モデル
吉村厚志 
清水考幸
壁谷俊介
尾藤聡
横山純二
吾妻豊
瀬藤真治
田中結
後藤龍也
三輪健一
みやたけよしお
溝口嘉也
光衛
松本晴雄
提供
セントラルジャパン

http://www.central-j.com

ジオット
www.jiotto.com
アート倶楽部カルチェラタン
www.quartier-latin.jp
Lady Dile

http://saekotsugaya.wix.com/ladydile

キャスティング・オフィス
アブソリュ・エンタープライズ

http://www.absolu-ent.com

名工社

http://www.meikosha.co.jp

カルチェラタン
〒464-0066
名古屋市千種区池下町二丁目28番
東山線「池下駅」徒歩約1分
開催期間4月14日(火曜)?4月19日(日曜)
営業時間9時?20時(最終日17時迄)
入場無料
問合せ
koei@jiotto.com

***転載ここまで

BACK to MODELさんFacebook

https://www.facebook.com/pages/BACK-to-MODEL/1392189534364020

佐藤加奈さんFacebook

https://www.facebook.com/sugarcube.jp

サンダーがのんびり歩けば

こんにちは、フムフムです。
いかがお過ごしですか?

今年は遅めのスタートの春でしたから、
最近ようやく立ち上がってきましたね。
先週には雪が積もった名古屋も、
昨日は柔らかな雨になり、
今日は春のお彼岸らしい陽気です。
今日すれちがった自転車のオジサンは、
ンフフフンと鼻歌をうたっていました。

毎日一時間ほどアイメイトのサンダーと歩いているのですが、
ハーネスから伝わってくるサンダーの歩き方からも春の進み具合がわかります。
冬は関節や筋肉がキュッと締まった歩き方をしていたサンダーですが、
ここのところ四足がゆるんできました。
ハーネスが微妙にぶれるようになります。
(いわゆるハンドルの「遊び」という感覚です。
歩行に支障はありません)
もうちょっと春本番になって
お花が咲き乱れる頃には、
首や肩のゆるむ動きも加わって、
このぶれ感が3D立体になります。
ああ、ゆるんできたねサンダー。いよいよ春本番が近いねえ。
(でも鼻歌はうたわないでね)

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

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佐藤加奈さんの写真教室INモモさん

当ブログとフムフムのサイトの写真撮影&デザインプロデュースの、
シュガーキューブ佐藤加奈さんが、
きたる4月18日に名古屋で写真教室を開催します。
場所は千種区にあるカフェ「パティスリーモモ」さん。
モロッコ生まれでパリ育ちのパティシエのエットハミさんと、
エスニック料理の料理家の寺田なほさんご夫婦の
素敵なカフェです。
店名の「モモ」の由来は、エットハミさんの幼い時の呼び名からなのだそう。
お二人が出版された本がきっかけで、佐藤さんはモロッコへ旅にでたのでした。

モモさんのスイーツは甘さひかえめで美味しくて、
もぉオリーブオイルや蜂蜜でいただくモロッコのパンケーキといったら…!
なほさんの選んだ店内外のしつらえもセンスよく素敵で、
佐藤さんは人物をよりカッコよく、
たべものはより美味しく撮る写真家です。
これはお奨めのコラボイベントです!
以下は寺田なほさんのFace Bookからの転載になります。

***ここから転載

ファッションやフードの写真家として活躍する
佐藤加奈さんが写真教室を開催してくださることになりました。
「こんな写真が撮りたい」
「食べ物を上手に撮れるコツ」などなど
実際に撮影をしながらお話くださります。
被写体はmomoのケーキ。
撮影後は、ケーキを食べながら
写真についておしゃべりも楽しみましょう。
加奈さんがモロッコにて撮影したポストカードの
プレゼント付きです。

【持ち物】…
カメラ(コンパクトカメラまたは一眼レフ)

【時間】
10時30分~12時30分

【場所】
momo
名古屋市千種区千種1-30-2

【参加費】
3500円(ケーキセット代金含)

【申込方法】
お名前、連絡先(電話番号)を記載の上、
下記へお申込みください。
moroccantable@gmail.com
***転載おわり

パティスリーモモさんのサイト

http://www.darmomo.com/

佐藤加奈さんの写真教室

https://www.facebook.com/events/1560960057489706/

佐藤加奈さんFacebook

https://www.facebook.com/sugarcube.jp

愛でるのも愛でられるのも

近くの大きな公園の梅が見ごろです。
梅林に近づくと、ほわーんと梅の花の香りが。
胸に吸い込むと、とたんに身体がリラックスして、
心も淡いピンク色に染めあがります。

梅の香りに誘われるように、
じいちゃんも、ばあちゃんも、赤ちゃんを連れたお母さんもやってきては、
「このしだれ梅は見事ですねえ」とか、
「いい香りだねー」と言葉をかわすのも、またいい。

地球上の花木の多くは、人目にふれることなく咲いているという。
たとえばジャングルの奥地とか、
人里はなれた山の中とか。
なので人間に愛でられると嬉しくてドキドキしちゃうんだよ
という話を聞いたのはいつだったか。

そういえば植物の気持ちが測定できる?玩具がありましたね。
電流変化を音で出すタイプのもので、
葉に電極を挟んで、「おはよう」と声をかけるとピピと反応して、
「つやつや葉っぱが美しいね」なんてほめ言葉をかけると、
ピポピポピーとより反応したっけなあ。
おしゃべりな種類もあれば、無口な種類もあって、
「人といっしょだな」と思ったものでした。

これから花シーズン。
愛でるのも愛でられるのも
うれしい季節がやってきますね。

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

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となりの熱田さん

遠方の友人と母とアイメイトのサンダーも一緒に、
熱田神宮へ行ってきた。

名古屋の中心部からさほど遠くなく、
地元では「熱田さん」と親しまれる、お隣さん感覚の憩いの場。
広大な森は、さながら街のオアシスである。

大鳥居をくぐると、そこは空気感が違うのだ。
奥行のある鳥のさえずりは、いかに木々が豊かであるかが分かる。
参道の玉砂利を踏みしめていると、
頭上に抜ける空は、とてつもなく高く感じるのだった。
熱田の森はやはり清々しい。

…なーんて言っているけどねー。
ずいぶん昔に、この熱田の森の中でバイトをしていた。
もちろん「巫女さん」ではない。
結婚式と披露宴のビデオ撮影のアシスタントを、
数年ほど土日の副業にしていたのだ。
その頃は清々しさに気がつかなかったなー。
身近にありすぎると、良さが分からないことって案外ある。

最近は本殿裏の清水社が、
「美」の神社として有名なのだとか。
こちらの湧水で肌を洗うと、美肌美人のご利益をいただけるとか。
し、知らなかったなー。

当一行はこれをスルーし、
名古屋名物「ひつまぶし」の名店、
蓬莱軒神宮前店の暖簾をくぐったのでした。
美は食からですよ。

オキシトシンをかんがえる

最近よく耳にするようになったオキシトシン。
オキシトシンとは、脳内ホルモンのひとつ。
コミュニケーションの障害を改善するのではないかと、
医学のみならず心理学でも研究が進んでいるのです。

このオキシトシンの出る量と、脳がそれをキャッチできる器の数は、
遺伝や、乳幼児期の母子関係の影響があると言われてはいますが、
遺伝だから、過ぎてしまったことだからと、
あきらめてしまうことは全くないそうです。
出る量や、キャッチできる器の数がもちろん多いにこしたことはありませんが、
なんと、オキシトシンは後から増やすこともできるホルモン。
人や犬猫などのペットとのスキンシップや、
温かな人間関係を育むことで
脳内に出る量が増えることが分かってきました。
タッチセラピーやドッグセラピー、
自助グループやカウンセリングなど、
肌のふれあいや心のふれあいが、
なぜ効果があるのかが科学的に分かってきたともいえるでしょうね。

このオキシトシンの素敵なところは、
やさしく触れられた側はもちろん、
やさしく触れる側にも、脳内に出る量が増えるところ。
たとえば、ささやかな親切をしたあとは心にちいさな灯りがともるような
ほんわかとしたなにかが、じわーっと長く続くことはありませんか?
それがオキシトシンというものだそうです。

他者とのつながりのなかで、人は癒される。
そんな素朴でたいせつなことをオキシトシンが伝えてくれますね。

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

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そうかもしれない

もう何年も前に、
よしもとばなな さんの日記エッセイを読んでいたら、
「幼い子どもと名古屋に旅行したとき、
道行く人たちが親切なので感動した」
という趣旨の一文があった。
私は岐阜県に実家はあったものの、
買い物も通学も通勤も下宿もと、
生活の場所は名古屋という時間が長かったので、
「それはどうだろ?」といぶかしく思ったものだ。

しかし今になって「そうかもしれない」と思うようになった。
時々アイメイトのサンダーと地下鉄を利用して名古屋の中心部に出かけるのだが、
もう親切を受けることなく帰ってきたためしがないのだ。
ちょっと困っていそうな感じの人を、
さりげなく見つけて、
さりげなく助けてくれるという感じ。
これは健常者だった頃には分からなかったことだ。

先日も駅のホームで電車を待っていたら、
「反対側のホームに先に電車が来ますよ」と若いお嬢さんが教えてくれた。
エレベーターに乗り合わせたナイスミドルが
行先ボタンを押してくれながら、
「うちも犬がいてね」なんていう
短いやりとりも温かい。

でもだからといって、
名古屋って親切だよねと言うと、
そんなことないと口を揃えるのも
やっぱり名古屋なところなの。

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