遠方の友人と母とアイメイトのサンダーも一緒に、
熱田神宮へ行ってきた。
名古屋の中心部からさほど遠くなく、
地元では「熱田さん」と親しまれる、お隣さん感覚の憩いの場。
広大な森は、さながら街のオアシスである。
大鳥居をくぐると、そこは空気感が違うのだ。
奥行のある鳥のさえずりは、いかに木々が豊かであるかが分かる。
参道の玉砂利を踏みしめていると、
頭上に抜ける空は、とてつもなく高く感じるのだった。
熱田の森はやはり清々しい。
…なーんて言っているけどねー。
ずいぶん昔に、この熱田の森の中でバイトをしていた。
もちろん「巫女さん」ではない。
結婚式と披露宴のビデオ撮影のアシスタントを、
数年ほど土日の副業にしていたのだ。
その頃は清々しさに気がつかなかったなー。
身近にありすぎると、良さが分からないことって案外ある。
最近は本殿裏の清水社が、
「美」の神社として有名なのだとか。
こちらの湧水で肌を洗うと、美肌美人のご利益をいただけるとか。
し、知らなかったなー。
当一行はこれをスルーし、
名古屋名物「ひつまぶし」の名店、
蓬莱軒神宮前店の暖簾をくぐったのでした。
美は食からですよ。