月別アーカイブ: 2016年6月

酸欠体質を解消して梅雨を乗り切る

明日から梅雨らしい梅雨になるようです。
人によっては程度に差がありますが、
梅雨の時期、
眠気、だるさ、頭痛、吐き気などが起きますね。
また、やる気が出ない、憂鬱な気分、イライラなど、
メンタルのレベルも下がりがちになります。

これは当然なことで、
高気圧の晴れの日に活動モードになるのは、空気が濃い(酸素も濃い)からで、
低気圧の雨の日に節約モードになるのは、空気が薄く(酸素も薄く)なるから。
まるで高い山に登っているかのような毎日が続くのが梅雨。

では、どうしたらいいのでしょう?
いつもより深い呼吸を心がけたり、
有酸素運動のウォーキングをしたり、
呼吸をするとき横隔膜がスムーズに動くように、
肋骨まわりの筋肉(胸、背中や肩)を緩めるストレッチも効果ありです。
もちろん睡眠不足や、暴飲暴食はいただけませんね。

しかし、人によって「高い山」なのか、そうでもないのかは、
酸素を取り込む日頃の能力の違いもあるようです。
やはり日頃から酸素を取り込みやすい体質作りは大切。
上の「深い呼吸、有酸素運動、身体を緩める」を心がけたいですね。

梅雨がちょっぴり好きな理由

梅雨に入ったばかりの時期は、
霧雨や小雨が降ることが多い。
先日、早朝や夕方に霧雨が降っていたので、
やったぁー!とばかりに、雨具なしでサンダーと歩きに出た。

しっとりするだけで、とたんに乾いていくような、
ちりちりと降る霧雨が肌に心地いい。
空気もひんやり、
まるで緯度の高い外国を歩いているみたい。
気分はロンドンかオレゴンだ(行ったことないけどね)。

そういえば、視力がまだ残っていた頃、
かなり見えにくくなっていた筈なのに、
今のような梅雨の始めの時期は、不思議と目の見え方が良かった。
緑や花が綺麗に見えていたことを思い出す。

…はて、どうしていつもより綺麗に見えていたのだろう?
写真家の友人が言っていたっけ。
曇りや小雨の日は、陽射しが強すぎないから
色の「白飛び」が少ない。
雨の日は、しっとりとした水気で艶めかしく、
緑や花が「色っぽい」。
無風だったら、緑や花は揺れることなく静止しているから、
より色が濃く鮮やかに映る、と。

…色がその色らしい季節だからなのか。
霧雨を歩くと楽しいのは、
肌に潤いだけじゃなかった。
心に色が潤うのね。

梅雨って何かと面倒で鬱陶しいなぁ。
そう思いながらも、
どこか梅雨を心待ちにしている私なのです。

そこにいたのねシジュウカラ/区別がつくと存在を発見する

朝早くにラジオを聴いていたら、
シジュウカラとヤマガラの鳴き声の聴き比べをしてみよう、
という、初心者向けバードリスニング講座が流れてきた。

街や住宅地に棲むシジュウカラと、
山に棲むヤマガラ。
どちらもスズメに似た、親しみのある野鳥。

さて、鳴き声の違いはというと、
シジュウカラは「ツピ  ツピ  ツピ」と鳴き、
ヤマガラは「ツツピー  ツツピー」と鳴くのだった。

同じツとピの音で鳴くのだけれど、
街に棲むシジュウカラが早口で、
山に棲むヤマガラがゆったりしてる。
街のリズムと山のリズムの違いなのかしら?
「おしゃべり」のテンポの違いが面白いなぁ。

ラジオを聴き終えてサンダーと散歩に出かけると、
シジュウカラが鳴いていた。
おー! さっきのツピ ツピ ツピだわ。
いたの?!(いましたよ)
なんだか新鮮に驚いてしまった。
区別がつくようになると存在を発見するなぁ。

今までみーんな、「小鳥のさえずり」の一緒くたになっていた。
さすがに聴いてそれ!という、
ウグイスやカラスやキジバトやヒヨドリは分かるけど、
スズメやシジュウカラやメジロは、
みんな「ッチュンチュン」にしか聴こえていなかったのだった。

さて、シジュウカラが分かると、
スズメが一層スズメと分かるようになるもので、
そしてメジロが「チルチルミチル」と鳴くことを知ると、
じゃあ、この「ツーィー」は誰なの??
バードリスニング初心者には発見がいっぱい。

なんだか自分の心の色模様を観察するみたい。
いたの?!(いましたよ)
新鮮な驚きも、また同じだったりします。

「水を飲んでも太る」の口癖に何が起きているのか?

ビワ、桃、すもも、プラム、梅、さくらんぼ
これから、水気たっぷりな果物のシーズンです。

梅雨を梅の雨とはよく言ったもので、
雨が降った翌日には、
梅の実が明らかに一回り大きくなっている。
その育ちぶりに惚れ惚れしたものです。

いや、惚れ惚れしている場合じゃないわ。
「私は水を飲んだだけで太るの」
巷でよく耳にする言葉、
私もつい言いそうになるフレーズです。
もし、この言葉が口癖になっているとしたら、
なんとなく言っているとしたら(思っていなくても)、
細胞レベルに何が起きているのでしょう?

口から出る言葉は、自分の細胞レベルも聞いています。
「アタシたち、水飲んで太るわ!」
細胞レベルはどこか素直で従順なところがあるのです。

じゃあ、「私は水を飲んでも太らない」
という口癖にしよう、もいただけないです。
よくよく最後まで聞いていない、小さな子のようなところがあるので、
「太らない」と語尾が打消しの表現は苦手です。

「私は水を飲んでも太るの」と
いつものように言っているなと、自分で気がついたら、
もとい!訂正します!と
「私は水を飲んでもスマート」と言い直してオーケーですよ。

さて、そろそろ梅雨入りです。
果実は育ち、緑はより鮮やかになっていきます。