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夏の音と共振してみる – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ClwoqO5TYhk
生きている喜びは、一言で言えば、対象物と共振することにあります。
共振は音や周波数の現象の一体化です。
そして夏の音と言えば、セミの鳴き声が代表格。彼らは、全存在をかけて必死に鳴きます。短い夏に異性を求めて鳴く真剣さは、命そのものでもあります。
この音ともしも共振できたとしたら、私たちは命の夏を体験したことになります。夏の音はまだ色々あります。海音、風の音、風鈴。甲子園の金属バットの快音といつの間に共振している人もいるはず。「何か足りない、、、と思っていたら、そうだ、金属バットの音を聞いてなかった、、、」と。
それぞれの夏があるということでもあります。
音に限らず、目に入る色や景色にも固有の周波数があるわけですので、そうしたものとの共振の体験は、夏の喜びとなって深く心の奥にしまわれています。
音に話しを戻しますが、カナカナというセミがいます。とても人気があるセミです。ヒグラシですが、彼らは集団もしくはファミリーで森の中を鳴きながら移動します。
一群が鳴き終えると、次の一群が代わりに訪れて鳴き出します。
その音の光景は一度体験した人なら忘れることができないと思います。
このヒグラシですが、通常は夕方に鳴くセミと思われています。確かにそうなのですが、実は明け方のまだあたりが暗い時に、一番最初に鳴き出す存在でもあるのです。鳥が鳴き出す前の暗い時刻に、真っ先に鳴き出すセミ、、、夏の森はヒグラシの声と共に始まり、そしてヒグラシの声で一日を終えていきます。
早朝のヒグラシの音を収録しようとして、いつも収録そびれてきましたが、今年こそと思っています。うまく収録できましたら、これは聞く価値がきっとありますので、必ず、皆さまにお届けいたします。
夏の音、夏の光景と、共振しあうことで、それぞれの夏をどうぞお楽しみください。
#早朝のヒグラシ#金属バットの快音と夏#和歌と倍音
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