ちょっと眺めにいこう 心を客観視する力を鍛える瞑想法(後編)

今回は「自分の心を客観視する瞑想法」のやりかたをご紹介します。
テレビでも紹介された方法で、これはイメージしやすいと思います。

その前に、この瞑想は
座禅の「あるがままを素直に見る」メソッドです。
瞑想中は浮んだことをそのまんま受け取って、そのまんま流します。
たとえば自転車を見て「自転車だ」でとどめる。
他を連想しない。
意味づけも解釈もなし。
ただ、浮んだことをキャッチ&リリースです。

※やりかた
①椅子に座ってくつろぎます。
②軽く目を閉じて、小川をイメージします。
③葉っぱが水面に浮んで流れていくのをイメージして、
しばらく眺めます。
④自分の心に目を向けます。
⑤心に浮かんだ思考を、
葉っぱにのせて小川に流します。
⑥また次に浮かんだら、葉っぱにのせて流します。
これを好きなだけ続けます。

「あの仕事どうなったかな」と浮んだら、のっけて流す。
「こんなのばかみたい」と浮んだら、のっけて流す。
「いやな上司」が浮かんだら、のっけて流す。
フッと思い浮んだことを、のっけて流す。
一週間やってみましょう。

さて、この瞑想を続けていくと、
「現実」と「思考」の区別もつくようになります。
このことは、いづれまた取り上げます。

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