時雨煮とロンドン

こんにちは、フムフムです。
いかがお過ごしですか?

朝いつものようにサンダーと歩きに出ると、
ちりちりと霧雨が降っていました。
傘をさすほどでもない細かな雨です。
雨具を取りに家に戻ろうかなと思いましたが、
ロンドンっ子みたいに歩くのもいいなあと思ってそのまま出発。
ロンドン行ったことはありませんけどね。

霧雨が小雨に変わってきたので帰路につきました。
家に戻ると分かったとたんにサンダーは歩く速度が速くなります。
朝ごはんめがけてダッシュです。

「小雨」は秋の季語だったっけ?
いや、「時雨」だったかな。
家に戻って調べていたら、
時雨煮の語源と由来がありました。
「いろいろな風味が口の中を通り過ぎることから、
一時的に降る時雨に喩えて「しぐれ煮(時雨蛤)」と名付けられたいう説や、
時雨の降る時期が最もハマグリがおいしくなる季節だからといった説がある。
江戸時代の料理書には
短時間で仕上げることがしぐれ煮作り方の特徴として記されており、
むき身をたまり醤油に入れて煎る調理法が、
降ってすぐに止む時雨に似ていることからとも考えられる。」
…なんかいいなあ。
日本人のネーミングのセンスって素敵。
でも、こんなに雨の表現がたくさんあるのも
季節の細かい移ろいがある日本だからこそですよね。

ということで、さっきはロンドン気分だったのですが、
今は生姜醤油気分です。

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