バスはバスでも/いつもの仕事をしていたサンダー

昨日は視覚障害の会のバス旅行だった。
私は会に入ったばかりで初めての参加である。
視覚障害者、ガイドヘルプさんボランティアさんで、今回は20人。
大きな観光バスタイプの、名古屋市の福祉バスを利用しての旅である。

行先は愛知県は渥美半島。
野菜や果物をたーくさん買って(新鮮で安い!)、楽しい旅だった。

そして発見もあった。
サンダーゆったり過ごしてねと、一番後ろの席にしてくださったのだけれど、
その席までサンダーがスンナリ行かないのだ。
ゴーと指示してもモタモタ。
トイレ休憩や観光地で降りる時にも、バスの通路の途中で動かない。
こりゃどうしたと笑われて、
私も何でだろ?と思ってサンダーを叱ったのだった。

帰ってから気がついた。
サンダーは路線バスに乗る時の仕事をしていただけなのだ。
路線バスに乗り込むとまず、私たちは空いている座席を探して座る。
今回は大きなバスに20人なので空席だらけ、
空席をひとつひとつ、チェアデス!と教えてくれていたのか…。
サンダーとしたら、いつもなら「グッド!」とほめられて座ってくれるのに
今日はナンデ叱られるの?である。

そして路線バスでは、私たちは後方の降り口用の扉を探してバスを降りる。
昨日の福祉バスには、どうも後方に車椅子のリフトスペースがあったようなのだ。
これをいつものように降り口と思って
サンダーはココデス!と教えてくれてもいたのだろう。

…ごめんねサンダー。
バスはバスでも、
路線バスと観光バス、何かと違うことをワタシ意識していなかったよ。
それから観光バス、サンダーと初めてだったんだってことに気がついたのでした
(また行こうね!)

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