無意識を知る手がかりは 表面意識と無意識②

無意識は、過去に経験した記憶、
あらゆる種類の感情や、様々な思いの詰まった、言わば巨大な保管庫です。

普段、私たちはほとんど表面意識にいます。
保管庫の扉は締まっている状態です。
しかし、扉が開くときもあります。
睡眠中に夢を見ているときや、深くリラックスしているとき、
禅や瞑想などで、頭がからっぽで心が無心になっている時などです。
無意識からのメッセージは
思考の活動がお休みしているときに、フッとやってきます。

それから自発的に知る方法もあります。
自分の口癖、
ついついやってしまう行動、
考え方の癖、
くりかえしてしまうトラブルのパターン
…無意識に言ったり、やったりすることを自己チェックすることです。
案外、自分では分かっていないことが多いです。だから無意識なんですけどね。

あるがままの自分を知ることを自己理解といい、
素直に自分を見通す作業を自己洞察といいます。
お手伝いをするのが心理カウンセラーです。

(おわり)

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