ホ・オポノポノ

サンダー同伴で、「ホ・オポノポノ」のコースを受講しに東京に行っていました。
ハワイ伝統医療のスペシャリストで「ハワイの人間州宝」(の
モーナ・ナラマク・シメオナ女史(故人が、
ネイティヴハワイアンの伝統的な問題解決法を、
現代風にアレンジし日常で使えるメソッドにしたのが「ホ・オポノポノ」。
ちなみにモーナ女史はハワイ式マッサージのロミロミの創始者でもあるそうです。
このホ・オポノポノのメソッドは、現在では弟子の心理学者の
イハレアカラ・ヒューレン博士らに継承されています。
日本でもたくさん関連の本が出ていますので、ご存知の方も多いと思います。
私は何年も前から受講したかったのですが、
なにかとタイミングが合わなかったりで逃していました。
私にとって、今回ベストタイミングでの受講です。

心理学を学べば学ぶほど、潜在意識との関わり方が重要に思えてきます。
ホ・オポノポノはまさに潜在意識との関わり方のメソッドなのです。

ホ・オポノポノでは、
「どんな目の前の現実も、100%自分の記憶(潜在意識)の現れである」として、
その記憶を「クリーニング」すると、
自分のみならず他人の問題さえも解決するプロセスが始まるとされています。

2日間のコースでは、まず自分の中にある三つの側面と関係性を学びます。
ウニヒピリ(潜在意識・インナーチャイルド・全ての感情の記憶のメモリーバンク)
ウハネ(表面意識・ウニヒピリに対して母親的存在・普段の私たちの意識)
アウマクア(超意識・霊性・ウニヒピリに対して父親的存在)
潜在意識と表面意識が繋がっている状態がいわば「魂」で、
潜在意識と表面意識が繋がっていないと、超意識の霊性と繋がることができません
超意識が働くことによって記憶がインスピレーションに変換されます
このインスピレーションを古代ハワイ人はマナと呼んでいました。
これは「気付き」と呼んでもよいかもしれません。
しかし、大切なことは、潜在意識と表面意識が良好な関係であること。
これは心理カウンセリングの重要ポイントでもあるのです。

そしてクラスでは、潜在意識であるウニヒピリ(以下ウニヒピリ)との
お付き合いの具体的な方法を学びます。
これはインナーチャイルドの癒しです。
今まで無視されて感情のメモリーの中に閉じ込められていたウニヒピリ。
イメージの中でそっと優しく触れて抱きしめます。
私のウニヒピリは泥んこで髪もぼさぼさだったので、
イメージの中でお風呂に入れてピカピカにしてあげました。
今までごめんね愛してる。
これからは一緒だよ。この記憶のメモリーを手放して楽になろうね。
このレクチャーで泣いている参加者の方もおられました。

そしてウニヒピリと協力して記憶をクリーニングする
具体的な方法(道具・ツール)を学びます。
これはいわばスイッチのようなもの。ウニヒピリとの共通のコマンドです。
ツールは言葉であったり食べ物であったり様々ありますが、
どれも楽しく日常に使えるものばかりです。
しかし何より大切なのは、ウニヒピリと関わり続ける姿勢です。
小さな子供のような存在のウニヒピリを大切に扱うこと。
すなわちあなた自身を大切に扱うことです。

大切にするということは、甘やかすということではありません。
わがままにするということとも違います。
感情をおしこめることでも、
感情にただ流されることでもないのです。
ウニヒピリがメモリーを再生してくれるかのように見せてくれる感情を、
「ああ、こんな感情があったのね」と受け止めて、
見せてくれたことに感謝して、
ウニヒピリとともにメモリーを手放すことを選ぶことです。

あなたのウニヒピリは今どんな感じですか?
あなたは、あなた自身を大切に扱っていますか?

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