木曽川が流れ、御嶽山(おんたけさん)が見える
そんな岐阜県の可児市に住んでいました。
住んでいた家の階段の窓から、
(他の家が建てこんでくる前ですが)
通学に自転車で激走していた時や、
市内を車を運転していたときも、
冬には白い雪を纏った御嶽山が、
大きくも小さくもなく見えたものでした。
…いや、見ていたんだけどね。
ぼーっと「宿題やってなかった(いつもだけど)」とか、
カーステレオから流れる音楽に気をとられたりで、
ちゃんと見てたかどうかは、なんとも自信がないなぁ。
でも、ふと思いだしたりもするのは、
やっぱりいつもそこにあったからでしょう。
さほど見たという意識はないけど、
目に浮かぶというのはあるものですね。
御嶽山の中腹にあるキャンプ場は、
私が一番好きなキャンプ場でした。
一昨年の噴火の時は、
ニュース映像が見えなくてよかったとさえ思ったものです。
ここ名古屋でも、場所によっては御嶽山が見えるようで、
山は小さくなってはいるけど、と母は言います。
数日前の空気が澄んだ日は、マンションの玄関通路から、
名駅の高層ビルの隙間に綺麗に見えたそうです。
じきに春霞で白い姿もかすんでしまうのかな