お掃除ロボット・ルンバの視覚障害者モデルが発売されて二年。
買いましたよ。
二年迷って買いました。(迷い過ぎ)
…もっと早く買えばよかった!
この視覚障害者向けのルンバは、
ベーシックな既存モデルに少し手を加えたもの。
主な操作ボタンに凸点ポッチが付き、
取扱い説明書が音声CDになっています。
弱視の方でも見えやすいように、
白い本体ボディに、操作ボタンは濃い色の配色がなされています。
もともとシンプルな操作で、ユニバーサルデザインの要素が強いルンバは、
このモデルが出る前からも、視覚障害者ユーザーさんはいらっしゃったそうです。
私の知り合いの視覚障害の方も、
ルンバの普通のモデルを使ってみえました。
なんで私、二年も迷っていたのやら?
ちなみにこの視覚障害者モデルは、
世界シェアのルンバの、初めての障害者向けモデルなのだそう。
日本点字図書館の監修の元、
世界ではじめての日本特別モデルが誕生したそうです。
あら、日本だけなのね。
実は日本の電化製品は、
視覚障害者向けとうたっていなくとも、
視覚障害のある方でも使えるように工夫されている物が多いように思います。
たとえば、温水洗浄便座のボタンにはポッチがついているし、
電話の受話機には、数字の5にポッチがありますね。
エアコンのリモコンでも、それとなく触って分かる工夫がされています。
海外に行った時に気がついたのですが、
外国製品にはこのポッチがついていないのよね。
だから、米国製ルンバに日本特別モデルを誕生させてしまったというのは、
ちょっと誇らしいことではないかと思うのですよ。
使い勝手や、サンダーの反応はまたの回で。