…というのがキャッチフレーズの、
お掃除ロボット・ルンバの視覚障害者モデルを使っています。
このフレーズ、私は異議ありですよ。
だって、少しどころか、
毎日の掃除が大いに楽になりましたものね。
毎日の掃除が楽になったのは、
目の不自由な私だけではありません。
高齢の母も掃除が楽になりました。
はじめてルンバが掃除を終えたあとに、
「買ってくれて、ありがとおおお!」
と、母の言葉の語尾の勢いは相当なものでした。
…そ、それは、はやく買ったら良かったねぇ。
私や母が掃除機を使って掃除をするよりも
ルンバを使うと綺麗になることは分かっていたのですよ。
「まだ買ってないの?」と友人に言われていたのですよ。
気がついたら、ルンバを買うまで二年経っていました。
分かっているけど、なんだか気が乗らないことってあるもので、
反対に気が乗ったら、放っていても進むもの。
この春から母が、名古屋市の高年大学の学生になりました。
講義やクラブ活動、体育大会に修学旅行と、
キャンパスのスケジュールは目白押し。
いざ、いまこそルンバを!
というのが、買うことになった嬉しいきっかけだったりします。
そこで日本点字図書館の通販サイトをチェックしたら、
こちらでは視覚障害者モデルのルンバが、
発売当初の価格から随分と値下がりしているではないですか。
…ええっと、二年待った甲斐が少しはあったのかしら。