こんなワードローブ、こんな毎日にしたくて片付けは続いている。
無雑作にパッと手にした服を着ても様になって、
そのまま出かけることができて、心地よくその日を穏やかに過ごす。
なぜなら、その反対だったからねー。
毎日なにを着るのか悩んで、そのわりに気に入らなくて、
なんだか落ち着かない一日を過ごすこともあった。
まず、選ぶのに悩むほど服をたくさん持っていた。
暗闇でパッと手にした服を着たら、とんでもないことになる確率が高かった。
なぜなら私は柄物が好きだったのだ。シャツはチェックかボーダー。
ボトムに柄パンツもあったし、スニーカーは珍しい色柄をコレクションしていた。
目が悪くなって、あるグッズを買おうか考えたことがあった。
便利グッズに色を音声でおしえてくれるマシンがある。
服に当てると色を判別して「青デス」なんておしゃべりしてくれるのだけど、
チェック柄のシャツなら、当てるところによって青だったり白だったりする。
そうまでして柄物を着たい? 心の声はノー。
そもそも洋服を「ときめく」で選ぶと柄物ばかりになっていたのだけれども
そのときめきは、ときめきだったのか今にして思うと少々あやしい。
単純に柄物って、目に入る情報量や刺激が多いからね、
その刺激によるドキドキが「ときめいてる!→好き」になっていたような。
そんなわけで、柄物は厳選して少なくなり、服の量も減った。
すると「おー!いいじゃん!」なのでした。(これが、ときめきかも!)