名古屋といえば「きしめん」。
きしめんナンバーワンは、「吉田きしめん」だと私は昔から思っている。
麺にコシがあって、ころ(冷し)なんかは最高に美味しい。
そんな吉田きしめん愛が引き寄せたのだろうか、
偶然にも、吉田きしめんの製麺所近くに引っ越ししてきたのだ。
古くから大ファンな私が、以前見たサイトやグルメ番組で憶えているのは、
地下水が良くて豊富なので、荒子に製麺所を構えたことと、
製麺所は荒子城跡近くにあるということだった。
荒子城は、前田利家の生まれ育った城だ。
引っ越ししてきた当初、父や母が製麺所を探しに行ったのだが、
城跡のまわりが、路幅は狭いわクネクネしてるわ迷路みたいだわで、
「こりゃ迷子になるわ!」と、製麺所を一回では見つけることができなかったのだ。
城の辺りの道が狭くて迷路になっているのは、
敵の襲来を待ち伏せしたり、城の防御の時間かせぎのためだったのだろう。
サンダーと荒子城へ初めて行った時、不思議なことがあった。
まるで迷路のような道を、一回ですんなり行って帰ってきたのだ。
うろ覚えの私が支持を出す前に、サンダーは道が分かっている感じで、
「コッチでござるよ」とスタスターっと私を先導していく。
断っておくけれど、先導はアイメイトには無い行動である。
アイメイトは支持を聞いてから動くよう訓練されているからだ。
こんなことは後にも先にも他に無い。
きっと、サンダーの前世は前田利家の馬だったのでは?と家族で笑ったものだ。
ラブラドールの毛並やパツパツの筋肉は、馬に似てなくもないし、
サンダーは馬面で、馬具のようなハーネスも背負ってるし。
それに、私はサンダーをブラシするのが好きで、
日々の世話も全く苦にならないので、
私の前世は「お馬番」ということになっている。
お馬番は冗談としても、
住んでいる土地も、出会う人も、そしてサンダーも、
偶然を装って、何かのご縁で私は引き寄せられているのだろう。
さて、話が長くなったが、吉田きしめんが食べられる荒子店が、
荒子観音向いの、荒子公園入口にオープンした。
今まで名駅のエスカ店まで食べに行ってたので嬉しいなー。
しかし荒子店、予定地の看板が立ってから三年!私は待ちに待ったんである。
この荒子店を出てすぐが荒子公園の梅園で、
今年は2日と3日、梅まつりが開催される。
ちなみに、梅まつり会場の屋台でも、
吉田麺業のきしめんは、一杯100円で食べられる。
(今年は、「花より麺」の記事になってしまった)
*「荒子公園 梅まつり」3月2日 3日
梅園には梅の木が100本。地元で有名な梅の名所。
円空市も同時開催。青空マーケットも楽しい。
・地下鉄東山線高畑駅から東へ徒歩約10分
・あおなみ線荒子駅から南西方面に徒歩約8分
*吉田麺業 荒子店
TEL 052-355-7003
営業時間 飲食11:00~15:00 物販9:00~17:00
定休日 月曜日 第2・第4火曜日