1582年の10月5日から10月14日までの10日間は存在しない。
これはどういうことかというと、
西洋暦の旧暦であるユリウス暦から、
現在わたし達が使っているグレゴリオ暦に切り替える際に、
新旧の暦の間に10日間の差があったので、
1582年の10月5日の翌日は、
10日えいやっ!とワープして、10月15日になったのでした。
…えらいこっちゃ!
サラリーマンだったら10日分のお給料がなくなるし、
でも月に祓う税金とか家賃とか変わんないし、
このワープした10日の間に誕生日を迎える人の贈り物はどうするだ?
10日も消滅するとなると、庶民の生活は大混乱だったろう。
日本も同じことが起きていて。
明治に和暦から西洋暦のグレゴリオ暦に切り替わった。
太陰暦から太陽暦への改暦だったので、ほぼ一か月分が消滅!
明治5年12月3日の翌日が明治6年1月1日になっちゃった。
しかも、いきなりだったそうな。
「新しい暦に変えまーす」って感じで、
えー!急にそんな?!と、
急に正月が来て歳とっちゃうわ、
正月の準備が間に合わないわ、
年末の借金の催促が来ちゃうわで、とんでもないことに。
この明治の改暦の理由はいろいろあるけど、
明治政府が金欠でお給料を祓えなかったから
というのが本当の理由なのは有名な話。
明治政府は改暦の半年前に年俸制から月給制に変えてたから、せこい笑。
ユリウス暦からグレゴリオ暦への切り替えに話を戻すと、
今でもヨーロッパのごく一部の協会はユリウス暦を使っているという。
宗教の伝統とか、
人の本質的なものは暦では変えられないものがあるのだろう。
(日本は沖縄と、奈良天川村の天河神社くらいなんだよね、旧暦を使っているのは。)
さて。
これから世界の大変革が始まると、
「闇の10日間」が起きるという噂があって、
この「闇の10日間」は、
ユリウス暦に戻すという意味ではないか?と言われている。
アタシは有り得る話だと思う。
ユリウス暦に戻すかどうかは分からないけど、
暦が変わっちゃうことに匹敵するような、
「とんでもないこと(いい意味で)」が起きるんじゃないかとアタシは思うのでした。
(横須賀の監獄船が5隻に増えてる?!)