犬に寛容な社会の理由

フランスやドイツの犬の飼い主さんは、
ペットの犬の「しつけ」を徹底しているそうです。
犬の「しつけ」を教える
「犬の学校」がたくさんあって、
飼い主さんと犬が一緒に通うそうです。
そういえばヨーロッパの格言に、
「犬と子どもの躾はドイツ人に任せろ」というのがありますね。
(ドイツでは出産を控えた妊婦さんに、
子どもの育て方を犬の育て方になぞらえて
教えるという話をきいたことがあります。)

飼い主さんは、犬をどこへ連れて行っても大丈夫なように、
無駄吠えをしないよう、
勝手にうろうろしないよう、
おとなしく伏せて待っているように、
そこは愛情をもって根気よく教え込むという。
カフェで犬とくつろぐことや、
バカンスの移動で一緒に犬と列車に乗ることや、
犬が家族同様にホテルに泊まることは、
「しつけ」のゆきとどいたペットの犬には認められている。
ペットの犬の「しつけ」の先進国である欧米は、
すなわち、犬に対して寛容な社会でもあります。
だからこそ盲導犬の普及率も高いのです。
ちなみに盲導犬の発祥はドイツです。

ああ、日本はまだまだなのね…。
サンダーと入店を拒否される度に思います。
盲導犬のことを知らないというよりは、
適切に(これ重要です。虐待ではない正しい知識をもっての)
「しつけや訓練を受けた犬」が
どんなものであるか、ただ、ご存知ないのです。
犬と人はもっと良い関係になれる。

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