レムリアの記憶

日本人がハワイ好きなのは、レムリアの記憶があるからだろうか。
レムリアは太平洋に沈んだとされる伝説の大陸で、ハワイ諸島は沈んだレムリアの残った島々だと言われている。
なかでもレムリアのエネルギーが色濃く残っているのは、自然が最も残っているカウアイ島。私は25年前に亡き親友とカウアイに一週間ほど滞在したことがあるのだけれど、その時はレムリアのことをあんまり知らなくて、フルーツがめちゃくちゃ美味しい、ジャングルの翠と花の生命力がものすごい、毎晩爆睡した、なんて気持ちのいい所なんだろうか、くらいにしか思っていなかった。
カウアイに入る前日まで、アリゾナのネイティブアメリカンの居留地を旅していたので、余計に楽園だと思ったのかもしれない。アリゾナの荒野は何故か懐かしくて私は嫌いではなかったけど、ネイティブアメリカンの置かれてきた環境を知ると切なくなった。土地を奪われ、部族の言葉を話すことを禁じられ、カロリーだけ高くて栄養の無いジャンクフードで不健康になり、居留地には産業も仕事先もなくて失業率が5‐7割、アルコールと薬物に溺れるのも仕方がないと思えた。

ハワイに話を戻すと、私はカウアイ島しか行ったことがないので、大火があったマウイ島のことは分からないけれど、ハワイ王国の首都で、古代レムリアの文化をずっと大切にしていた場所なのだろう。
レムリアの文化は精神性が高く、人々は自然と共に生き、争いを好まず、平和尾愛した。

さて。レムリアと日本人の関係は何なんだ?というと、レムリアが沈む時に脱出したレムリア人が向かった先の一つは日本ではないか、という説があるのだ。
レムリアの滅亡と縄文時代の始まりはリンクしており、日本に着いたレムリア人は縄文文化として、レムリアの文化を継承したのではないか、と。
実際に日本人は世界的にとても珍しいYAP+染色体を持っていて、近隣の中国や韓国やモンゴルの人と遺伝子上は遠い。ちなみにYAP+染色体を持っている民族として、日本人の他には、南北アメリカのネイティブアメリカン、ハワイアン、チベット人、インド南部とスリランカのタミル人などドラビダ語族だ。これらの遺伝子の分布は、レムリア人の末裔とされる人々の分布と一致している。日本人とハワイアンのご先祖様は同じである可能性が高い。日本人がハワイが好きな理由は、遺伝子の記憶なのだろう。ちなみにYAP+染色体は、近年は「親切遺伝子」なんて言われている。善意があり、世の中をより良くしようと思っているし、してしまうからだ。

マウイの大火でショックを受けている人がツイッターではけっこういて、私もその一人なんだけど、大火の元凶ではないかと囁かれているスマートアイランド計画には日本の日立が参入していることも残念でしょうがない。テクノロジーの暴走と精神性の後輩で水没したとされるレムリア。レムリアの末裔かもしれない日本の企業が知ってか知らずか関わっているくやしさはどうだ。

実は日本に使われた原爆のウランは、日本人とルーツが遺伝子上では同じレムリアの末裔のネイティブアメリカンのホピ族の土地から採掘された。ホピ族は何千年も「絶対に掘り起こしてはならない」と伝承してきた「世界が終わってしまう」と。ウラン採掘に従事させられたホピの人たちは病気になり、日本人が原爆によって何万人も死んだ。なんという悲劇だ。

私は日本人はルーツがレムリアであるかもしれないことを知るべきだ、と思う。世界の平和の鍵を握っているのは日本人だろう。なぜ日本人だけが遺伝子組み替えワクチンをいつまでも打たされているのか考えたほうがいい。

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