某所で某校のブラスバンド演奏を聞いた時のこと。
曲間に入るMCに
「おやおや?」と感じてしまいました。
二人の男子部員が次の曲の紹介をするのですが、
毒舌と自虐を交えたものだったのですね。
盛り上げたい気持ちもあってなのかな、
おそらく毒舌や自虐ネタで人気のタレントさん達の影響もあるのでしょう。
しかし、毒舌や自虐とは遠くに離れているような、
フレッシュさがにじみ出るMC担当の男子部員と、
はつらつとした初々しい演奏。
陽射しもまぶしい午後の屋外です。
「この曲を知っている人は
おじい…おばあ…です」
と紹介されたのは、
仏ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」の、
「Arrivee des camionneurs(キャラバンの到着)」。
キュートでカラフルな映画も、
素敵なサントラも時代をこえて愛されているのだけれど、
十代の彼らにしたら
少し古くさく思えても仕方のないこと。
ああ、私もきっと十代の頃には、
上の年代の方からは、
「おやおや」って思われたんだろうなあ。
これまた順当に世代ギャップを感じていることよ…
なんて感じながら聴きいっていたのでした。
Arrivee des camionneurs – YouTube