「WELCOME BACK」 矢野顕子(1989)

こんにちは、フムフムです。
いかがお過ごしですか?
すっかり趣味のブログとなっています。
今回も趣味のままにまいります。
心理学のことなどは後日また書きたいと思っています。

前回は「宮沢賢治、ジャズに出会う」をアップしました。
その流れで今回はこれ。
矢野顕子「WELCOME BACK」 。
1989年のアルバム作品で、ジャズ界の最高峰の面々と共演した傑作です。
賢治が聴いたら喜ぶかなーと思ったので取りあげます。

PAT METHENY: guitar
PETER ERSKINE: drums & percussion
CHARLIE HADEN: bass

メンバーがすごい。(らしい)。
私はパットしかよく知らないのだが、至宝の面々というのは聴いてわかります。

CHARLIE HADENと共演したかった矢野さんが彼に電話をして、
「じゃあデモテープ送って」と言われ、
デモテープを郵送して、
そろそろ聴いたかなと思われる頃合いに再び電話したら、
「やりましょう!パットがいいかな、彼に電話して」と言われ、
パットに電話したら「じゃあデモテープ送って」と言われ、
またまたデモテープを郵送して、
そろそろ聴いたかなと思われる頃合いに再び電話したら、
パット家の留守番電話から流れてきた曲が、
矢野さんが送ったデモ音源だった…!
これも私の大好きな逸話です。
その後、パットと矢野さんはお互いの作品に参加しあう仲となります。

以下は、その逸話を持つ曲。
パットの曲を矢野さんがカバーしたものです。
他人様の曲をカバーして、すっかり自分のものにしてしまう矢野さん。
パットのオリジナルより素晴らしいと思います。
矢野さんアレンジをパットはいたくお気にイリだったそうで、
長いこと、パット家の留守電は矢野音源であったとか。

始めは爽やか、次第に盛り上がり、最後は高揚感にどうしようもなくなっちゃう。
ラスト近くのパットのギターとアッコちゃんのスキャットの掛け合いが絶品です。
まったくアッコちゃんのピアノがひけを取っていない、
それどころか!ですよ。凄いなー
賢治に勝手に捧げます。

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