視覚障害になって良さをあらためて知る無印良品

目が不自由になってきてから、
無印良品の商品を、より愛用するようになった私。

理由をいくつかあげるとしたら、
家具などは自分で組立ても移動も楽。
家具から小物に到るまで、
サイズやスペックや素材が統一されているので、
部屋の雰囲気がちぐはぐにならないし、視力がなくても整理整頓が楽。
デザインがベーシックで、シンプルで使いやすい。
触り心地が悪くない。

…と、いまさら言うまでもない無印良品の良いところですが、
これが、目の不自由な私の生活には
最大の効力を発揮するのでした。

日本を代表するグラフィックデザイナーで、無印の生みの親の一人、
故・田中一光さんが、無印良品にこめた思想や哲学に、
30年前にデザイン専門学校生だった私は、
どれだけ影響を受けたことか。

しかし、こんなに素晴らしかったなんて、知ってたようで知らなかったかも。
視力が弱くなっていく時、無印の時計の視認性が抜群だったなぁ。

そして嬉しいことは他にもある。
年に四回の無印週間にお店に行くと、
「お久しぶりですね」とか、
「あ、今回もご来店ありがとうございます」と
スタッフさんが声をかけてくれること。
ここでもサンダーは覚えられているのでした。

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