この夏、懐かしい仲間と歌声に再会した私。
…まるで昨日のことみたい。
ある時期、気づきをシェアしあう合宿に
参加したり、手伝いに行っていたことがあった。
子どもからお年寄りまで、参加者の年代は様々で、
職業や経験も、国籍や宗教もバラバラなのに、
不思議な「偶然の出会い」が発生することがしばしばあった。
参加者全員で、時には小さなグループで、
感じたことや思ったこと、自分の抱えている悩みや願いなどを分かち合うのだが、
「昔の私と一緒だわ」とか、
「私のお母さんはこんな気持ちだったのかな」とか、
「まるで息子の姿のようだ」とか、
「この悩みは他人事と思えない」etc。
他の参加者に、自分や誰かをオーバーラップしては、
誰かの気づきが、また誰かの気づきを呼び覚まして、
他人の変化を、自分のことのように喜ぶ瞬間があるのだった。
気づきが気づきを促して、人は人で変わっていく。
私の「癒しとは何か」の原点なのでした。