こんなにあったのか! 我が家の片付け物語①

今日で新潟県中越地震の発生から10年。
私は当時岐阜県に住んでいたのですが、けっこう揺れを感じました。
発生直後からテレビは地震速報番組に切り替わり
刻々と明らかになる被害状況を伝えていました。
時おり余震も感じるなかテレビに見入っていると、
突然「片付けよう!」という強い思いが自分の中から沸き起こりました。
いてもたってもいられなくなり、納戸のふすまを開けます。
当時は両親が建てた一軒家に住んでいて、
押し入れや納戸など、収納スペースがたっぷりありました。
そのため、中にはたっぷりあふれんばかりに荷物がぎっしり入っていたのです。

「ここからだ」と納戸から猛然と荷物を取り出します。
新築したころに買った電気毛布や電気アンカはコードが断線しています。
一時期4人家族が、それぞれ仕事や学業のために別々に暮らし、
また一斉に生活用品とともに帰ってきたことがあり、
炊飯器やオーブントースターなど、いろんなものが複数個出てきます。
「こんなにあったのか」と、「こんなのあったのか」です。
出してみないと分からないものですね、
すっかり所有していたことすら忘れていた物がたくさんありました。
こうしてこの日から、我が家の片付け物語が始まったのでした。

(シリーズ続く)

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