風のとても強い日が続いて、
アイメイトのサンダーと歩く私は頭がいたい。
…いや、実際に頭がいたいわけじゃなくて、
雨の日と同じくらい、風のとても強い日はいつもよりも気をつかうということだ。
耳を頼りに、匂いを地図にして歩いているというのに、
強い風で音が混ざっちゃって、匂いもどっかいっちゃう。
聴覚や嗅覚が人間より優れているサンダーだけど、
行先を示して操縦しているのは、耳も鼻も断然劣る人間のアタシだからねぇ。
こんな日は、出かける前からキンチョーするんだよな…。
…オーライ。
途中で風が危なくなったら帰ってきたらいいしさぁ。
道行く人が「信号変わったよ」なんて教えて助けてくれる街、
なんたって、私たちには頼もしいサンダーがいる。
もし何かあったらアタシに教えてくれる?
私は「内なる私(潜在意識ともいう)」と対話するのだった。
私とサンダーはチームであり、
私と内なる私も、またチームなのだ。
これから歩く道のりを思い浮かべて、「内なる私」に伝える。
だって考えてもみてよ、
幼い子が行先を聞かされないままどこかへ連れていかれたら可哀そうでしょ?
そして、「港に帰ってくる」イメージをして玄関を出る。
家は港のようなもので、毎日わたしたちは出航するのだ。
すると、私たちはまるで何事もなかったように、
「ただいま」と港に戻ってくるのでした。
イメージを省略して、「シーポート」(港のこと)とつぶやくだけでもオッケー。
Von・Voyage!(いってらっしゃい)
*参考書籍
・ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」
イハレアカラ・ヒューレン/サンマーク出版