語彙というか、言い表す言葉が乏しかった、若い頃の話。
その頃の私は、何かとだるさや疲れを感じていたのだけれど、
あるとき気がついた。
このだるさは、だるさと言うよりは、
「身体が緩んでる」じゃないの?
そういえば、なにか一仕事終えた後とか、済んだな終わったなって時にだわ。
これは、気が抜けたとか、安堵したとか、ホッっとしてるんだ…。
そう気がついたら、同じ身体の感じでも、
「ちょっといいな」に変わったことを憶えている。
そして、そうだったのか!なーんだ、と過去形で思った。
「そうだったのか」と過去形で
プラス「同じ感じなのに、捉え方が変わった」がセットになった気づきを
心理学で一致と言うのだけれど、
これ、言い表す言葉が増えていくと加速していくのでした。
(そういえば、だるいが口癖だったモン)