ワイル博士の心身がリラックスする「4.7.8呼吸法」

今回は、
心も身体もリラックスする呼吸法をご紹介します。
生命の源として、だけではなく、
心やスピリットの根っ子として、
とーっても大切な呼吸。

気功やヨガなど東洋の教えでは、
空気や自然のなかには、
「気」や「プラナ」などと呼ばれる生命エネルギーがあり、
呼吸によって体内に取り込み、
それが身体を巡り流れていると言われています。

呼吸は意識しておこなうと、
「頭はからっぽ 心は無心」という瞑想状態になり、
とても深いリラックス状態になります。

まず、呼吸法で大事なのは、
「先に吐くこと」。
古いエネルギーを出してから、
新しいエネルギーが入るということですね。
息を吐ききったら、
吸気は自然に入ってきます

それから大事なことは、
無理をしたり、欲張ってやらないこと。
あまり力むことなく、
心地よく感じるくらいでおこないましょう。

では、統合医療のアンドルー・ワイル博士が、
著書で取り上げている呼吸法をご紹介します。
呼吸法は他にもたくさんあるので、
ご自身にフィットしたものを取り入れてくださいね。

「ワイル博士の呼吸法」
・背すじをまっすぐに伸ばし、椅子か床に座ります。
・まず、口から静かに息を吐ききります。
口をすぼめるとやりやすいです。
※まず吐ききってから、次の①からがスタートです。
①口を閉じて、心のなかで1から4までカウントしながら
鼻から静かに息を吸います。
②息を止め、心のなかで1から7までカウントします。
③心のなかで1から8までカウントしながら
口から息を残らず吐ききります。

※これで1セットです。
一回に4セットが目安ですが
少なくても多くても構わないようです。
心のなかで数をかぞえるペースは
自分の楽なペースでオーケーだそうです。
ただし、4・7・8の比率は変えないこと。

上に紹介した方法でなくても、
吐いてから吸うという順序と、
吐くほうが長いということを守れば大丈夫です。
吐くことを意識すると腹式呼吸になりますね。
いつも口がポカンとあいている人は、
口呼吸の浅い呼吸になりがちです。
鼻から息を吸うことを意識しましょう。

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