月別アーカイブ: 2015年5月

シンギング・リン

私のもとに、昨年末やってきたシンギング・リン。
シンギング・リンとは、倍音楽器のひとつです。

最近、脚光を浴びている倍音セラピー。
倍音を聴いている時、
瞑想しているときの脳波になり、
深いリラクゼーションにはいります。

倍音楽器といえば、
チベットのシンギングボールや
水晶でできたクリスタルボールが有名ですね。
上の二つの融合がシンギング・リンです。
他に、アイヌのムックリ
アボリジニのディジュリデュ
楽器じゃないけどモンゴルのホーミー
…ああ、どれもいいなあー!
倍音楽器が欲しかったものの、
なぜか選ぶのに何年も迷ってしまいました。
ようやくシンギング・リンがやってきましたよ。
音色をお聴きになりたい方は、
お声かけくださいね。

シンギング・リンも登場している映画、
ガイアシンフォニー・地球交響曲第六番の予告

ちょっと眺めにいこう 心を客観視する力を鍛える瞑想法(後編)

今回は「自分の心を客観視する瞑想法」のやりかたをご紹介します。
テレビでも紹介された方法で、これはイメージしやすいと思います。

その前に、この瞑想は
座禅の「あるがままを素直に見る」メソッドです。
瞑想中は浮んだことをそのまんま受け取って、そのまんま流します。
たとえば自転車を見て「自転車だ」でとどめる。
他を連想しない。
意味づけも解釈もなし。
ただ、浮んだことをキャッチ&リリースです。

※やりかた
①椅子に座ってくつろぎます。
②軽く目を閉じて、小川をイメージします。
③葉っぱが水面に浮んで流れていくのをイメージして、
しばらく眺めます。
④自分の心に目を向けます。
⑤心に浮かんだ思考を、
葉っぱにのせて小川に流します。
⑥また次に浮かんだら、葉っぱにのせて流します。
これを好きなだけ続けます。

「あの仕事どうなったかな」と浮んだら、のっけて流す。
「こんなのばかみたい」と浮んだら、のっけて流す。
「いやな上司」が浮かんだら、のっけて流す。
フッと思い浮んだことを、のっけて流す。
一週間やってみましょう。

さて、この瞑想を続けていくと、
「現実」と「思考」の区別もつくようになります。
このことは、いづれまた取り上げます。

ちょっと眺めにいこう 心を客観視する力を鍛える瞑想法(前編)

今回は「自分の心を客観視する瞑想法」をご紹介します。
自分の感情や思考を「離れて眺める」感覚を憶えることで、
日常でネガティブな思考のループが続かなくなります。
具体的な方法は次回になりますが、
まずはイメージしやすいように前篇です。

例えば、魚は水の中にいることがあたりまえなので、
水の中にいるのを自覚していません。
水の中から出てはじめて
「わ!水の中にいたの!?」と気がつく。
その後は「いま水の中にいるのか」
「いま水の外にいるのか」自覚できるようになります。

離れて眺める感覚が掴めれば、
渦の中に巻き込まれている時に無自覚に巻き込まれっぱなしではなくなる
「いま渦のなかにいます」と自覚できるようになります。
そんなとき、離れて眺める技術を知っていれば、
「ちょっと眺めにいこう」とまずは脱出して冷静になることができますよね。
ドアップでみていた対象も、離れて眺めてみたら、
案外たいしたことじゃなかったと気づくかもしれないし、
具体的な解決策を探そうという気持ちになるかもしれないし、
渦のなかでは気づかなかった、自分のいろんな本音に気づくかもしれない。

感情と思考から、ちょっと離れてみたり、
それをちょっと超えたところにそれとは違う感覚で、
気づきがふんわり訪れる。本音がやわらかく現れる。

渦に巻き込まれたり、一見マイナスに思えることは、
気づきのチャンスですね。

次回は後編、
心を眺める瞑想法をご紹介します。

瞑想で「不安のループ」が続かなくなる

日頃わたしたちは思考が忙しく回転しています
瞑想は頭はからっぽ、心は無心になり、
心身に様々な効果があるということをお伝えしてきました。

瞑想は思考や感情を「ないもの」にするのではありません。
自分の心をありのまま素直に眺めるメソッドです。

心配や不安を考え続けると、その種は必要以上にどんどん大きくなるもの。
今まで心配していなかったことや、心配しなくてもいいような事までも
気になったり、頭から離れなくなりますね。
思考は連想して膨らむ傾向があるものです。
瞑想はそのループが続かなくなります。

誰しも心配や不安はあるもの。
お酒を飲んで忘れようとか、無理やり考えないように封じ込めてしまうのは、
これは賢明な方法ではありません。
無意識に心配の種にじりじり近づいているとも知らず、
酔いが覚めて、目を開けたら、ドアップで見てしまった!
しかも隣の事も目に入ってしまうようなもの。
適切な距離をおいて眺めるのと、接近して見るのとでは、
同じサイズの心配事なのに違って見えますよね、

瞑想は距離をおいて眺めるような、自分の心を客観視する力を鍛えます。
脳のある部位の働きが弱くなると客観視する力も弱くなるそうです。
(不安がこうじて日常生活に支障がでている方は、背内側前頭前野が
通常の人と比べて血流が下がっていることが分かっています。)
しかし、心の客観視を鍛えると、この脳の部位の働きも高まります。

次回は
「自分の心の客観視をアップさせる瞑想法」をご紹介します。

「手作業は瞑想と同じエネルギーである」

今回は、日常でできる瞑想をご紹介します。

日頃わたしたちは思考がノンストップで回転しています。
瞑想はその思考をひととき脇に置いて、心を鎮めるメソッドです。
リフレッシュ効果はもちろん、内なる自分の声に気づきやすくもなります。

瞑想と聞いて難しそうと思われるかもしれませんね。
静かに座っておこなう静の瞑想法もあれば、
歩く瞑想法など、動の瞑想法もあります。

黙々と集中しておこなう手作業も、動の瞑想法のひとつ。
勝手に手が動くような、単純な作業が向いています。
(複雑な作業は思考が働いてしまがちですからね
たとえば編み物や手芸などのクラフトワーク、
窓ふき・雑巾かけ・草むしりなどなど。
あら、瞑想のチャンスはそこかしこに、
大事なことは、テレビを見ながらとか、
携帯をいじりながらとか、考え事をしながら等の
「ながら作業」ではなく、黙々と集中して行うこと。

「手作業は瞑想と同じエネルギーである」
これは、ネイティブアメリカンの言葉です。
続けると、心と体に驚くような変化がありますよ。

五月病の予防におすすめの「歩く瞑想法」

歩くのが楽しい、さわやかな季節です。
歩くことは身体にいいのはもちろん、心もスッキリさせてくれますよね。
ひたすら歩くという「歩く瞑想法」もあるくらいですからね。
ちなみにこの歩く瞑想法は、自分の身体の間隔を一瞬一瞬味わい、
ただひたすら黙々と歩くというもの。
ウォーカーやランナーの方は、いわゆるウォーキングハイやランナーズハイという
瞑想状態に似た体験をされている方も多いのではないでしょうか。
頭はからっぽに、心は無心に。この心地よさを感じたくて、
また歩きたくなる 走りたくなるのですね。

歩くという反復したリズム運動は、脳内ホルモンの分泌を促し、
気分を下支えしてくれます。
この時期に五月病と呼んだりする一種の適応障害も、
歩くことや朝の陽の光を浴びることを続けると、いつしか軽くなるものです。

ゴールデンウイークで夜更かしや不規則な生活リズムが続いたり、
運動不足やゴロ寝が続いていたとしたら、
リセットタイミングの到来ですよ。

*カウンセリングルーム・フムフム Webサイト

http://hum-hum.jp/

5月7日は

今朝、母の口から聞いて
はじめて知ったこと、
きょう5月7日は、
母方の祖母の誕生日で、
なおかつ曾祖母の命日でもあるらしい。

それからまだある。
曾祖母の弔問み訪れた
父方の祖母(父の母)が、
忌引きで自宅に居た私の母を見て、
せがれの嫁にどーだべ
ということになった日でもあるらしい。
…知らなかったべ

ばあちゃんの生まれた日で、
ひいばあちゃんの亡くなった日で、
ばあちゃんが縁を生んだ日で、
5月7日は
もりこみすぎの
ばあちゃんたちの記念日です。

BBQ

5月某日
港区の荒子川総合公園へお散歩。
さすがゴールデンウイークです、
デイキャンプ場とバーベキュー広場は、
利用する人たちで大賑わいの様子。
このエリアを通り抜けるあいだに、
すくなくとも四か国の言語が聴こえてきました。
中国語、韓国語、ポルトガル語、
どこかは分からないけど東南アジアの言語(インドかな?)と、日本語。
あ、すくなくとも五か国ですね。
国際都市NAGOYA。

ああ、気にかかる。
バーベキューの内容に
お国柄はあるのでしょうか?
お皿をもって、
一軒一軒まわりたくなります。

運河を挟んで、
対岸にあるベンチで一休みしていると、
あちらの一画から、
なんともほがらかな磁場のように、
いろんな言語の混じった笑い声が通奏低音で
柔らかく聴こえてくるのは
なにより心地よい音楽でした。