去年の春は大変だった。
こうやって過去形で書けるということは、
今はもう大変ではないということ。
なので、安心して読んでほしいのだけど、
一年前の4月から5月は本当に大変だった。
母に腰椎の圧迫骨折が見つかり、
おまけに難聴の進行による認知の低下。
私のアイメイトに悪性の腫瘍の疑い(細胞診でほぼ確定)、
シビアな余命宣告(数か月)に呆然とし、
私は謎の重症の高血圧(200~230)で倒れる寸前。
これが全部いっぺんにやってきたのだ。
母を整形外科と耳鼻科と脳神経内科(すべて違う病院)に連れて行き、
母のオーダーメイド補聴器を作るために何度も補聴器屋を訪れ、
歩行器を介護保険でレンタルし、
可笑しいんだけど、盲人の私が母に使い方を教え歩行を訓練し、
そして、アイメイトの腫瘍の切除手術と詳しい検査、
合間を縫って自分の通院。
…思い出しただけでめまいがする 笑。
今はどうなったかと言うと、
骨粗鬆症の治療(半年に一度のプラリア注射と毎日のカルシウム薬)と、
週2日のデイケアのリハビリのおかげもあって、
母の歩行はシルバーカーがいらないまでに復活した。
補聴器装着で聴こえも良くなり、認知も上昇。
アイメイトの腫瘍は良性と判明し、
私の高血圧は降圧剤でコントロールできている。
人と犬のドクターのみなさん。
デイケアのリハビリスタッフのみなさん、
補聴器屋さん、ケアマネさんと介護用具屋さん、
みなさんのおかげです。
ほんとうにありがとう。
よかったよかった。
今年の春は何もなくてよかった。
…そうはいかないのが人生なんすよ。
(つづく)